Tuesday, February 9, 2021

サトイモ、ヤマノイモ

 

前回のポスト<ガガイモ>でサトイモ(科)、ヤマノイモ(科)について触れたがやまとことばの科名なのでもう少し詳しくチェクしてみる。サトイモ科には<ノ>がないが、ヤマノイモ科には<ノ>がある。些細なことのようだが、おもしろい。またサトは里でヤマ(山)との対比になっているところがいい。ラテン語学名、中国語学名ではそうはいかない。個人的には科名はサトイモ科よりサトノイモ科がいいような気がする。

サトイモ科 - ラテン語学名:Araceae、 中国語学名:天南星科    
ヤマノイモ科 -ラテン語学名:Dioscoreaceae、 中国語学名:薯蕷科

1)サトイモ科

日本語はサトイモで、中国語は天南星で統一されているが、ラテン語学名は Ara、Ari、Aro、Aru といろいろあり、よくわからない。

Aroideae サトイモ亜科
Colocasia サトイモ属
C. antiquorum ヤマサトイモトウノイモエビイモ
C. esculenta タロイモサトイモヤツガシラミズイモなど

Aroideae is a subfamily 天南星亞科
天南星属(学名:Arisaema)
天南星(学名:Arisaema heterophyllum)是天南星科天南星属的植物。
疆南星属(学名:Arum)是天南星科下的一个属
Arum xxxx

サトイモ科のなじみのある花、食べ物、観葉植物。

1)花

ミズバショウ

実際に見たことはない。” ミズバショウ(水芭蕉)は、その葉の様子が芭蕉を連想させることから水辺に咲く芭蕉の意” とある。Wikiの解説では北方の産だ。芭蕉はバナナのような植物だ。学名は Lysichiton camtschatcensis。似て非なるのにPeace Lilyというのがある。日本語版Wikiの解説

スパティフィラム属学名Spathiphyllum)は、サトイモ科の属の一つ。30種程度が知られる。

分布は中央アメリカ南アメリカ熱帯域が中心だが、東南アジアにもいくらかの種が成育する。主に森林湿地に自生する。 


香港はは亜熱帯にあるので、香港でみられるのはこのPeace Lilyの類だろう。


 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

Peace Lily

 

アンスリウム属(Anthurium

香港では名前は花燭(屬)であちこちで見られる。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

Anthurium andraeanum

 

馬蹄蓮(属) (学名:Zantedeschia

 

馬蹄蓮(属) (学名:Zantedeschia)と思われる花のスケッチ。英語名は calla lily and arum lily でLily(ゆり)の名がついている。calla の意味は不明。相応する日本語は


オランダカイウ属Zantedeschia)はサトイモ科の一つ。サンテデスキア属ともいう。南アフリカが分布の中心。

この属の植物は、仏炎苞や葉が美しいものがあり観葉植物として栽培されるものがあり、園芸ではカラー (calla) またはカラーリリー (calla lily) と呼ばれる。古くは「海芋」「海宇」(かいう)といった。

 ” 

この科の特徴のペニス状の突起が横からはみえず、余計な想像が働かない。確かに<仏炎苞や葉が美しい>。白が本家のようだが、色がついているので、多分モモイロカイウ Z. rehmannii と キバナカイウ Z. elliottiana。


 

 

 

 

 

 

 

 


 











 


<この科の特徴のペニス状の突起が横からはみえず、余計な想像が働かない。>に関連しては下記の属がある。

Amorphophalus  コンニャク属

コンニャクは蒟蒻と書くが、この属の中国名は<魔芋属>というおもしろい名前がつている。また


蒟蒻(學名:Amorphophallus konjac),天南星科魔芋屬,多年生宿根性塊莖草本植物。一方中国では蒟蒻科(中国版Wiki)



でサトイモ科(天南星科)のコンニャク属の蒟蒻(學名:Amorphophallus konjac)と言うことだ。

一方

蒟蒻薯科(学名:Taccaceae)、蒟蒻薯属というのがある。(百度) 蒟蒻薯属は場合によっては後からでてくるヤマノイモ科(薯蕷科)の蒟蒻薯属。(Wiki)

という分類もある。

さてラテン語のAmorphophalus だが、意味は

Amorphophallus,-i (s.m.II): “Gr. amorphos, shapeless or deformed; phallus; penis. (Araceae) (Stearn 1996).

蒟蒻の方は

 jǔ

  1. 〔~蒻〕a.多年生草本植物,地下莖爲球狀,可食,亦可制澱粉;b.這種植物的地下莖。均亦稱“蒟頭”、“魔芋”。


なので<蒟>の一字で植物<蒟蒻>のことだ。

蒻 ruò

の意味ははいろいろあるが

[名] 荷莖下部深入泥中的部分。《廣韻.入聲.藥韻》:「蒻,荷莖入泥之處。」

が適当のようだ。
 ruò という発音は現代北京語で昔日本に耳で聞いて輸入された時は<ヤク、ジャク>だったのだろう。

 


2)食べ物

サトイモ Colocasia esculenta

(学名:Colocasia esculenta)或芋艿,俗稱「芋頭」,為天南星科芋屬(Colocasia)植物

 

3)観葉植物

サトイモ科の観葉植物は多い。何、どれが<観葉>は主観的な要素が多い。

ポトス 

Wiki

ポトス(Pothos、学名:Epipremnum aureum)は、サトイモ科エピプレムヌム属(和名:ハブカズラ属)の植物の一種。(シノニム:Rhaphidophora aurea, Scindapsus aureus)。かつては「ポトス属」に分類されていた名残で、園芸名はポトスと言われている。和名は、オウゴンカズラ(黄金葛)。


オウゴンカズラ(黄金葛)。響きはいいがは聞いたことがない。香港ではあちこちで見られる。人の手間がかかっていない野生も多い。野生は概して大きい。


2)ヤマノイモ科

とろろ芋は食べたことがあるが植物は見たことはないので省略。前回のポスト<ガガイモ>で

<薯>の一字だけでは

「薯」是植物名,即薯蕷,又名山藥。

で薯蕷(ヤマイモ)のことのようだ。念にため<蕷>の一字だけで調べてみたが

 植物名,即薯蕷,又名山藥。

とでてくる。

やまとことばで<里イモ>と<山イモ(なぜかヤマノイモ科)>で大別しているのは悪くない。中国では芋あるいは芋頭がサトイモ、薯あるいは薯蕷がヤマイモだ。

と紹介した。 


sptt

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