Wiki によると
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ウマノアシガタ(馬の足形、毛茛、Ranunculus japonicus)は、キンポウゲ科キンポウゲ属の野草。別名キンポウゲ(金鳳花、毛茛)はウマノアシガタの八重咲のものを指す。
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とあるが、 手もとの図鑑ではウマアシガタ科ともキンポウゲ科とも書かれている(どちらでもいい)。名前の由来は根生葉が馬のひずめに似ていることから、ということだ。
Wikiの<キンポウゲ科>では
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キンポウゲ科(学名:Ranunculaceae)は、双子葉植物キンポウゲ目に属する科である。ウマノアシガタ科(ウマノアシガタはキンポウゲの別名、普通は前者を標準和名とする)やキツネノボタン科の名も用いられる。多くは草本またはつる性。
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とあり、ややこしい.
中国語ではなぜか Ranunclus japonicus の<毛茛>が科名になっていて<毛茛科>で統一されていることだ。<毛茛>自体は雑草で、花も小さい。しかも japonicus だ。それでも毛茛科の毛茛属の毛茛なのだ。だが、これも?マークで、この毛茛は Ranunclus japonicus でないかもしれない。
Wikiでは
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明に編まれた『本草綱目』「毛茛(下部が『艮』)」の項には、「茛」はトリカブトの苗を指し、形と毒が似るのでこの名が付いたとある[6]。
[6]李時珍『本草綱目』草之六、毛茛。「茛乃草烏頭之苗此草形状及毒皆似之故名」
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とある。ところで<本草綱目>の」口語版(白話版)が手もとにあり、ときどき見ているが、他の漢方薬書と違って、大体それぞれみな語源解説がある。李時珍のえらいところだ。
Wiki の解説を続けると
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本科の花は萼(がく、英:calyx)が大きく色鮮やかに発達し、花弁以上に目立つものが多い。中には花弁がないものや、花弁に加えて萼も落としてしまい雄蕊と雌蕊だけのシンプルな花になる種類も知られる。花は一つの花の中に雄蕊も雌蕊も含む所謂両性花である。雄蕊は多数生え、雌蕊も複数ある。
(多心皮という)。雌しべは多数の心皮が根本まで分かれており、それぞれに柱頭があって、それが寄り集まった構造をしている。これは花の構造としては原始的なものであると考えられている。
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英語版では
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Ranunculaceae (buttercup or crowfoot family; Latin rānunculus "little frog", from rāna "frog") is a family of over 2,000 known species of flowering plants in 43 genera,[2] distributed worldwide.
The largest genera are Ranunculus (600 species), Delphinium (365), Thalictrum (330), Clematis (325), and Aconitum (300).
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という解説があり、大家族ではないが、少なくもない。Acontium にはトリカブトがある。
毛茛科の花はアネモネ、テッセン(クレマチス)など魅力的なのが多い。多分オシベとともに複数のメシベがあるためだろう。残念ながら、あるいは探したりないせいかもしれないが、香港ではあまり見ない。Flora of Hong Kong という4冊本があるあがRanunclaceae (毛茛科)はわずか3ページで8種しかとりあげていない。写真があるのは5種。この中に漢方薬の威灵仙(Clematis chinensis)というのがある。写真でみると、ツル性で、白い美しい花だ。毛茛科の植物は温帯性か高山性が多いのではないか。最近 ウマノアシガタに街中で出会ったと思ったが、しばらくしして赤い実がなり、調べてみたら、どうもヘビイチゴのようだった。
この写真では見ずらいが、上のウマノアシガタの説明
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花は一つの花の中に雄蕊も雌蕊も含む所謂両性花である。雄蕊は多数生え、雌蕊も複数ある。
(多心皮という)。雌しべは多数の心皮が根本まで分かれており、それぞれに柱頭があって、それが寄り集まった構造をしている。
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に似ている。 だが地上をはって伸びる。
一方キンポウゲ、漢字では<金鳳花>と書くようだが、これは中国では<キンポウゲ>のことではない。
1)古くは(伝統的には)鳳仙花の一種で黄色のホウセンカと言える。だが Wiki 中国語版では
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金鳳花(學名:Impatiens cyathiflora)是鳳仙花科鳳仙花屬的植物,是中國的特有植物。分佈於中國大陸的雲南等地,生長於海拔1,900米至2,300米的地區,多生於山坡混交林下潮濕處及草叢中。
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ということで、街中では見られなようだ。
日本語版では
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金鳳花
「金鳳花」は中国では「ホウセンカ」の別名であるが、日本では全く別の「キンポウゲ・ウマノアシガタ」を指す。ホウセンカ(鳳仙花、染指草; 学名: Impatiens balsamina)は、ツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草。東南アジア原産で、世界各地で観賞用に栽培される。日本での開花時期は夏の6月-9月頃。
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という解説になっている。これが日本のホウセンカだ。だがよく調べてみると
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鳳仙花(學名:Impatiens balsamina),又名指甲花(臺灣話:tsíng-kah-hue)[1]、指甲桃、急性子、鳳仙透骨草,是鳳仙花科鳳仙花屬的植物。
(Wiki)
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という解説がある。ややこしい。
2)輸入の金鳳花(學名:Caesalpinia pulcherrima (L.) Sw.)
これはマメ科で花は派手で、見方によっては金色の鳳凰(ほうおう)に見立てられる。これは香港の公園などで見られる。元来亜熱帯の植物のようだ。
紅蝴蝶(学名:Caesalpinia pulcherrima),又は番蝴蝶、洋金凤(洋金鳳)、黄蝴蝶. 蝴蝶花などの名もある。赤や黄色(金色)のチョウチョにも見立てられる。<番>は西洋という意味。
Caesalpinia pulcherrima
香港では<洋金鳳>の名を目にする。
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