Sunday, December 26, 2021

ウマアシガタ、キンポウゲ

 
Wiki によると

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ウマノアシガタ
(馬の足形、毛茛、Ranunculus japonicus)は、キンポウゲ科キンポウゲ属の野草。別名キンポウゲ(金鳳花、毛茛)はウマノアシガタの八重咲のものを指す。

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とあるが、 手もとの図鑑ではウマアシガタ科ともキンポウゲ科とも書かれている(どちらでもいい)。名前の由来は根生葉が馬のひずめに似ていることから、ということだ。


Wikiの<キンポウゲ科>では


キンポウゲ科学名Ranunculaceae)は、双子葉植物キンポウゲ目に属するである。ウマノアシガタ科ウマノアシガタはキンポウゲの別名、普通は前者を標準和名とする)やキツネノボタンの名も用いられる。多くは草本またはつる性


とあり、ややこしい.

中国語ではなぜか Ranunclus japonicus の<毛茛>が科名になっていて<毛茛科>で統一されていることだ。<毛茛>自体は雑草で、花も小さい。しかも japonicus だ。それでも毛茛科の毛茛属の毛茛なのだ。だが、これも?マークで、この毛茛は Ranunclus japonicus でないかもしれない。

Wikiでは

明に編まれた『本草綱目』「毛茛(下部が『艮』)」の項には、「茛」はトリカブトの苗を指し、形と毒が似るのでこの名が付いたとある[6]

[6]李時珍『本草綱目』草之六、毛茛。「茛乃草烏頭之苗此草形状及毒皆似之故名」

とある。ところで<本草綱目>の」口語版(白話版)が手もとにあり、ときどき見ているが、他の漢方薬書と違って、大体それぞれみな語源解説がある。李時珍のえらいところだ。

Wiki の解説を続けると


本科の花は(がく、英:calyx)が大きく色鮮やかに発達し、花弁以上に目立つものが多い。中には花弁がないものや、花弁に加えて萼も落としてしまい雄蕊と雌蕊だけのシンプルな花になる種類も知られる。は一つの花の中に雄蕊も雌蕊も含む所謂両性花である。雄蕊は多数生え、雌蕊も複数ある。

多心皮という)。雌しべは多数の心皮が根本まで分かれており、それぞれに柱頭があって、それが寄り集まった構造をしている。これは花の構造としては原始的なものであると考えられている。


英語版では


Ranunculaceae (buttercup or crowfoot family; Latin rānunculus "little frog", from rāna "frog") is a family of over 2,000 known species of flowering plants in 43 genera,[2] distributed worldwide.

The largest genera are Ranunculus (600 species), Delphinium (365), Thalictrum (330), Clematis (325), and Aconitum (300).

という解説があり、大家族ではないが、少なくもない。Acontium にはトリカブトがある。

毛茛科の花はアネモネ、テッセン(クレマチス)など魅力的なのが多い。多分オシベとともに複数のメシベがあるためだろう。残念ながら、あるいは探したりないせいかもしれないが、香港ではあまり見ない。Flora of Hong Kong という4冊本があるあがRanunclaceae (毛茛科)はわずか3ページで8種しかとりあげていない。写真があるのは5種。この中に漢方薬の威灵仙(Clematis chinensis)というのがある。写真でみると、ツル性で、白い美しい花だ。毛茛科の植物は温帯性か高山性が多いのではないか。最近 ウマノアシガタに街中で出会ったと思ったが、しばらくしして赤い実がなり、調べてみたら、どうもヘビイチゴのようだった。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この写真では見ずらいが、上のウマノアシガタの説明


は一つの花の中に雄蕊も雌蕊も含む所謂両性花である。雄蕊は多数生え、雌蕊も複数ある。

多心皮という)。雌しべは多数の心皮が根本まで分かれており、それぞれに柱頭があって、それが寄り集まった構造をしている。

に似ている。 だが地上をはって伸びる。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一方キンポウゲ、漢字では<金鳳花>と書くようだが、これは中国では<キンポウゲ>のことではない。

1)古くは(伝統的には)鳳仙花の一種で黄色のホウセンカと言える。だが Wiki 中国語版では

 

金鳳花學名Impatiens cyathiflora)是鳳仙花科鳳仙花屬的植物,是中國的特有植物。分佈於中國大陸雲南等地,生長於海拔1,900米至2,300米的地區,多生於山坡混交林下潮濕處及草叢中。 

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ということで、街中では見られなようだ。

日本語版では


金鳳花

「金鳳花」は中国では「ホウセンカ」の別名であるが、日本では全く別の「キンポウゲ・ウマノアシガタ」を指す。

ホウセンカ鳳仙花染指草; 学名: Impatiens balsamina)は、ツリフネソウ科ツリフネソウ属一年草東南アジア原産で、世界各地で観賞用に栽培される。日本での開花時期は夏の6月-9月頃。

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という解説になっている。これが日本のホウセンカだ。だがよく調べてみると

 

鳳仙花學名Impatiens balsamina),又名指甲花臺灣話tsíng-kah-hue[1]指甲桃急性子鳳仙透骨草,是鳳仙花科鳳仙花屬的植物。 

(Wiki)

” 

という解説がある。ややこしい。

2)輸入の金鳳花(學名:Caesalpinia pulcherrima (L.) Sw.)

これはマメ科で花は派手で、見方によっては金色の鳳凰(ほうおう)に見立てられる。これは香港の公園などで見られる。元来亜熱帯の植物のようだ。

紅蝴蝶(学名:Caesalpinia pulcherrima),又は番蝴蝶、洋金凤(洋金鳳)、黄蝴蝶. 蝴蝶花などの名もある。赤や黄色(金色)のチョウチョにも見立てられる。<番>は西洋という意味。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Caesalpinia pulcherrima

香港では<洋金鳳>の名を目にする。


sptt

 

 

Thursday, December 23, 2021

ムラサキ科の<忘れな草>とススキノキ科の<忘れ草>



<忘れな草>も<忘れ草>外国語の翻訳。<草>となっているが、花が美しいので輸入され、言葉もあわせて輸入されたようだ。

ワスレナグサの方は、かなり古いが<忘れな草をあなたに>という歌があるで、花は知らなくとも名前は知っている人が多いだろう。名前の由来は、Wikiによると。


(前略)

このような伝説から、この花の名前は当地ドイツで Vergissmeinnicht と呼ばれ、英名もその直訳の forget-me-not である。日本では、1905年(明治38年)に植物学者の川上滝弥によって初めて「勿忘草」「忘れな草」と訳された。それ以外の多くの言語でも、同様の意味の名前が付けられている。


中国名も「勿忘草」。

さらにWiki の解説では


ワスレナグサ(勿忘草、忘れな草)は、広義には、ムラサキ科ワスレナグサ属のの総称。狭義には、ワスレナグサ属の一種、シンワスレナグサ(学名:Myosotis scorpioides)の和名。ただし、園芸業界でワスレナグサとして流通しているのは、ノハラワスレナグサ (M. alpestris)、エゾムラサキ (M. sylvatica)、あるいはそれらの種間交配種である。一般には、広義の意味で称される。


したがって<ワスレナグサ>という個別の種はないのだ。このムラサキ科だが、これまたWiki の解説では


ムラサキ科(ムラサキか、Boraginaceae)は双子葉植物の科のひとつ。約100属、約2,000種からなる巨大なであり、灌木、亜灌木または草本で、世界中に分布する。日本には、草本の11属と木本の1属が分布している。


とあるが、あまりなじみはない。Wiki

 

ムラサキ(紫、Lithospermum erythrorhizon)はムラサキ科の植物の一種。多年草で、初夏からにかけて白い花を咲かせる。
(中略)
和名ムラサキの語源は、本種が群れて咲くことから「群ら咲き」であるとする説が一般的であるが、図鑑等には紫色の根が由来と説明するものもある。



ところが中国語でも種のムラサキは紫草あるいは紫草根、ムラサキ科は紫草科なのだ。

個人的な’意見だが、ワスレナグサはあざやかなブルー(青色)でいかにもクールな印象。あたたか味が期待される<忘れな草>とはチグハグな感じだ、

一方<忘れ草>は歌がないためかすぐには思い浮かばない。またまたWikiの解説だが

ワスレグサ Hemerocallis fulva は、キスゲ亜科多年草の一種。だが、このHemerocallis fulva にもいろいろある。

広義にはワスレグサ属(別名キスゲ属、ヘメロカリス属)(Hemerocallis)のことを指し、その場合は、ニッコウキスゲH. dumortieri var. esculenta)などゼンテイカユウスゲH. Baroni var. vespertina)もワスレグサに含まれる。また長崎男女群島に自生するトウカンゾウH. aurantiaca)などもワスレグサと呼ばれる。

ワスレグサ(忘れ草)は、花が一日限りで終わると考えられたため、英語ではDaylily、独語でもTaglilieと呼ばれる。実際には翌日または翌々日に閉花するものも多い。中国では萱草と呼ばれ、「金針」、「忘憂草」などとも呼ばれる。

ムラサキ科ワスレナグサとは無関係である。 

だが、このHemerocallis fulva にもいろいろある。 この解説では科名が出てこないが、


: キジカクシ目 Asparagales
: ススキノキ科 Xanthorrhoeaceae
亜科 : キスゲ亜科 Hemerocallidoideae
: ワスレグサ属 Hemerocallis
: ワスレグサ H. fulva

ということになっている。これも聞いたことはあるが見たことはない<ニッコウキスゲ>以外はなじみがない。

解説中の<ゼンテイカ>というのがでてくるが、実は古い植物のスケッチ集のなかに<染庭花>というのがでてきて、調べてみたのだ。そしてこれを<ゼンテイカ>と読むのがわかった。Wiki では<禅庭花>となっている。 




 

 

 

 

 

 

 

 

 

染庭花 (いちばん左の黄色い花)

 なるほど、これはこれから出てくる<萱草>だ。

中国語では普通<萱草>とよばれ、香港に長らく住んでいるせいか<萱草>はなじみがある。別名に「忘憂草」があるので、これが<忘れ草>の名前の由来だろう。<モノ忘れ草>ではなく<ウサ忘れ草>なのだ。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Hemerocallis fluva 

 

sptt