Friday, October 7, 2022

スベリヒユ、マツバボタン (2)

スベリヒユはもちろん以前に取り上げたヒユもあまり聞かない使わないが, 聞いたこと見たことが多いと思われるマツバ(松葉)ボタンはスベリヒユ科、スベリヒユ属の花だ。学名はPortulaca grandiflora。スベリヒユという種もありこれあ当然スベリヒユ科、スベリヒユ属で学名はPortulaca oleracea。Portulaca は何となくいい名前だ。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Portulaca grandiflora マツバボタン
 
 
中国では マツバ(松葉)ボタンは日本ほど、また本家のボタン(牡丹)ほど人気はないようだ。

マツバ(松葉)ボタン ー 大花馬齒莧
 スベリヒユ ー 馬齒莧
スベリヒユ属 ー 馬齒莧屬
スベリヒユ科 ー  馬齒莧科
 
で<馬齒莧> で統一されている。これは馬齒莧(スベリヒユ, Portulaca oleracea )が食用、漢方薬になること、道端にあることから人々になじみがあるからだろう。雑草あつかいだがよく見るとおもしろい。
 
特徴は(Wiki )
 
” 
全体に肉質で無毛、茎は赤紫色を帯び、根元から分岐して地を這い、斜めに立って枝分かれする。葉は小さく、長円形のへら形、全縁で肉質で、柄はごく短く互生する。
”  
 
実際見るといかにも地を這っている雑草という感じだ。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Portulaca oleracea 馬齒莧 スベリヒユ
 
さてスベリヒユの<スベリ>だが、Wiki の解説では
 

和名スベリヒユの「スベリ」の語源は諸説あり、葉っぱや茎にツルツル滑るような光沢があることに由来するという説や[4]、茎や葉を食べるときに、茹でた際に出るぬめりに由来するという説がある[4][5][6]。「ヒユ」は、ヒユ科ヒユに姿が似ているともいわれ[3]、莧(草かんむりに「見」の字を当てる。

でもっともらしいが、違うよう気がする。サルスベリというのがあるが、かなり想像が働いた名だ。これにならうとスベリヒユは<アリスベリ>になるか。


注)あとで気がついたのだが以前に<マツバボタン、スベリヒユ>というのを書いている。重複箇所があまりないので、このポストは取り消さないでおくことにした。

 

sptt

 
 

Wednesday, October 5, 2022

ヒメハギ

 

Wiki の解説は短いので全部引用する。

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ヒメハギ(姫萩、学名:Polygala japonica )はヒメハギ科ヒメハギ属常緑多年草。ヒメハギ科は、APG植物分類体系ではヒメハギ目からマメ目に移されている。

特徴

細い根茎がある。硬いが基部で分枝して地をはい、上部が斜上して高さは10-30cmになる。茎には曲がった毛が生える。は互生し、葉身は長さ1-3cm、幅0.3-1.5cm、卵形、楕円形、広披針形で、先は鈍形で短い突起があり、基部は円く、縁は全縁。葉柄はごく短い。

花期は4-7月。は紫色で、葉腋の上方か葉に対生して、長さ1-3cmの総状花序をだす。萼片は5個あり、2個の側萼片は初め紫色で長さ5-7mmの花弁状であるが、花後10mm前後に増大して緑色に変わり、他の萼片は側萼片の半分の長さになる。花弁は3個あり、基部は合着し長さ6-7mm、下側の1個は先端が細裂する房状の付属体がある。雄蘂は8個で花弁が樋状になった場所にあり、葯は黄色。子房は上位で2室ある。果実は扁平な心円形の蒴果となり、径7-8mmになり翼がある。種子は黒褐色で長さ2.5mmになる。 

和名の由来は、花がマメ科ハギに似て、全体に小さいことによる。 

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つまりはヒメハギ科のヒメハギ属のヒメハギということで、日本ではヒメハギ科を代表する花だ。 ヒメハギ(Polygala japonica)は見たことがないが、たまたま香港植物園で Polygala myrtifolia というのに出くわした。中国名は<桃金娘葉遠志>。<遠志>というのはかなり前に植物と漢方薬の本ででくわしたことがあるが、特に特徴があるわけではないので、面白い名前だと思ったが取りてて調べなかった。ヒメハギと同じく中国では遠志は遠志科の遠志属で遠志科を代表する。だがこの遠志は Polygala myrtifolia ではなく漢方薬になる Polygala tenuifolia (イトヒメハギ)tenuifolia は<細い葉>という意味だ。

<桃金娘>は私の好みの花なのでPolygala myrtifoliaを調べてみた。調べてみたたら<ヒメハギ>が出てきたというわけだ。<ハギ>も私の好みの花だ。<桃金娘>の英語名は Rose Myrtle なので<桃金娘葉遠志>は Polygala myrtifolia の中国語訳だろう。 <桃金娘>も<ハギ>も香港公園、香港植物園で見つけたことがある。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Polygala myrtifolia (桃金娘葉遠志)

 

<桃金娘>は第一回目の<フトモモ>で紹介した。


話がややこしくなってきたので整理すると、つまり

           科         属          花
ラテン語学名 Myrtaceae     Myrtus     Myrtus communis(ギンバイカ(銀梅花、銀盃花)
中国名  桃金孃(娘)科  桃金孃(娘)属   桃金孃(娘)   (テンニンカ、天人花、学名Rhodomyrtus tomentosa
英語    myrtle family     myrtle genus     common myrtle (ギンバイカ(銀梅花、銀盃花)
日本語   フトモモ科    フトモモ属     フトモモ(蒲桃、学名:Syzygium jambos)



ということになる。科名、属名に使われている花がそれぞれ違うのだ。テンニンカ(天人花)(ピンク、桃色)すなわち桃金孃(娘)は(写真で見ると花びらが桃色、おしべの葯(やく)が黄色で、見方によっては娘(むすめ)を連想させる)形も色も他の二つとはまったく違う。ギンバイカ(銀梅花)とフトモモ(蒲桃)はやや似たところがある(色が白で、針状の雄蕊(おしべ)がたくさん外に出ている)が、明らかに違いはわかる。

最近(2021年5月初め)香港公園で名札付きの桃金孃(娘)の花が咲き始めている灌木を見たので早速スケッチしておいた。この公園はよく植え替えをしているので、毎年見るというわけにはいかないだろう。上記の<写真で見ると花びらが桃色、おしべの葯(やく)が黄色>は間違いではないが赤と白の花がある。おそらく白が赤に変わっっていくのだろう。桃金孃(娘)の名前の通りの花だ。英語名は Rose Myrtle となっているが、取ってつけたような名前なので桃金孃(娘)の名前からして中国原産だろう。テンニンカ(天人花)の名前もわるくない。日本では現物が見られないのは残念だ。

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



一方<ハギ>は、Wiki の解説は

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ハギ(萩、胡枝花 Lespedeza)は、マメ科ハギ属の総称。落葉低木。七草のひとつで、花期は7月から10月。 

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で特に<ハギ>とい種はないのだ。

 



















sptt