キョウチクトウは<夾竹桃>でやまとことばではないが取り上げることにする。キョウチクトウ科(Apocynaceae)は大家族というかバラエティに富んでいる。
高木から草本まで含み、つる性のものも多い。大部分は熱帯から亜熱帯に分布し、特に熱帯雨林に分布する高木が多いが、乾燥地に生育し茎が太くなった多肉植物もある。温帯にも主に多年草が分布する。猛毒性がある。 (Wiki冒頭)
どの程度の猛毒性かしらないが、試さないほうがいいだろう。バラエティに富んではいるが、キョウチクトウ科の花の特徴は、よく見るニチニチソウもそうだが、その多くが、おしべ、めしべがない(実際にはあるが、小さく中に隠れていて見ようとしないと見えない)、ことだろう。
1)いわゆるキョウチクトウ(Nerium oleander、 夾竹桃) いわゆる Oleander)
2) いわゆるニチニチソウ(Catharanthus roseus、 日日草。中国語では長春花)
亜熱帯の香港でよく見るのは1)2)よりも これから紹介する3)のYellow Oleander(黄花夾竹桃)と4)のアラマンダと5)プルメリア、Plumeria (Frangipani、雞蛋花)だ。
3)のYellow Oleander(黄花夾竹桃)
学名は Cascabela thevetia で、Nerium oleander(夾竹桃)とは違うグループ。色だけでなく花や葉の様子もかなり違う。この木の特徴は枝や葉の多さに比べると花がまばらにしかつかない。なのか理由があるのだろう。似たような木にやはり黄色の花の Yellow Bauhinia やCuban Bast (黃槿、学名:Hibiscus tiliaceus)がある。
4)アラマンダ(Allamanda)
Allamanda cathartica (軟枝黄蝉)
Allamanda schottii (硬枝黄蝉)
5)Plumeria (Frangipani、雞蛋花)
少なくとも白(中心は淡いきいろ)、黄色、赤色(または、オレンジ、ピンク)がある。花はいい香りがある。香りをかごうとして花に鼻を近づけたときに<おしべ、めしべがないがない>のに気がついてはいたが、不思議に思っていた。
White (Common) Frangpani
Yellow Frangpani
Orange (Red) Frangpani
6)絡石(Trachelospermum jasminoides)
<つる性のものも多い>の例。花は白で小さいがキョウチクトウ科の花の特徴がある。公園でツル性なので絡石棚にしてあるのを時々見かける。ネットで少しよく調べてみると学名が似たのに(同属の) Trachelospermum asiaticum というのがあり、これはテイカカズラ(定家葛)。よく知られたキョウチクトウ科の草木のなかで見つけた唯一のやまとことばだ。実際見たことはないが、ネットの写真で見ると絡石(Trachelospermum jasminoides)にかなり似ている。
7)Adenium
最近 Adenium obesum に出くわした。
<乾燥地に生育し茎が太くなった多肉植物もある>の例は Adenium で、Adenium obesum という園芸種が別名 Desert rose(砂漠バラ)で、花期が長く、見栄えがする。
このスケッチではよく見えないが下の方の<茎が太くなって>いる。この特徴を描こうとしたが、花からスケッチしていったら<根元の方の太い茎>のスペースがなくなってしまった。
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