Sunday, July 28, 2019

ゴマノハグサ


例によってWikiの解説の解説からはじめる。


ゴマノハグサ科(Scrophulariaceae)は、双子葉植物シソ目に属するのひとつ。草本または低木からなる。世界的に分布し特に温帯や熱帯の高山に多い。は左右相称、花弁は合着して4-5裂し、シソ科に似た唇状、あるいは筒状になるものもある。果実は2つに裂ける。



名前にいつわりはないようであるが、同じくWikiの(ゴマノハグサ属)<ゴマノハグサ(胡麻の葉草、学名:Scrophularia buergeriana )>の解説では


名前の由来


和名のゴマノハグサは「胡麻の葉草」の意であるが、牧野富太郎は「葉の形がゴマゴマ科)の葉に似るのでいうというが、実際には似ていない。」という。また、種小名 buergeriana は、ドイツ人で日本植物の採集家ハインリヒ・ビュルゲル (Heinrich Bürger, 1804-1858) への献名である。



とある。実際にはゴマ(ゴマの種とかゴマ油はべつだがゴマの花ももゴマノハグサも見たことがないが、写真で見る限りは<葉も色は違うが花の付き方も似かよっている>ように見える。

ゴマノハグサ科のWikiの解説にもどると、


下位分類

約56属2100種が属する。 別の資料では65属1800種(下記の<シソ目>*参照)



とあるが、代表格のゴマノハグサ属をふくめても馴染みのあるものは少ない。これは




次の属はかつてゴマノハグサ科とされていたが、APG植物分類体系で他の科へ移された。


 ”

からだ。これだと相当の大家族になり、馴染みのある名がついた属が少なくない。また馴染みはないがおもしろい名前のものが少なくない(アブノメ、キクガラクサ、 シソクサ、ハナチョウジ、クワガタソウ、キンチャクソウ、コゴメグサ、ママコナ、チナシグサ、コシオガマ)。APG植物分類体系を無視すれば、馴染みのないゴマノハグサがこれらの属をしたがえていたことになる。またAPG分類体系のシソ目(*)の系統樹Wikiのゴマノハグサ科の解説の中にある)ではゴマ科はシソ目の配下にある。いずれにしてもゴマとゴマノハグサは関係が深いのだ。また花を見ただけではわかりにくいやまとことばの科名クマツヅラ科、キツネノマゴ科もゴマノハグサ科と同じシソ目の配下にある。

中国版Wikiでは

玄参科(Xuán Shēn)(Scrophulariaceae)は玄参科(Scrophulariaceae)原来是一个大,包括275约5,000,但最新对基因分析研究进展,将许多属划出,有的独立成,如泡桐科蒲包花科等,有的划入其他科,如婆婆納屬劃入車前科



とあり、ここでもかつては大家族であったといっている。そしてこの大家族を代表するのは<玄参>で玄参科の中に玄参属があり、この中に玄参がある。 

泡桐科学名Paulowniaceae)  キリ科

蒲包花屬学名Calceolaria)   キンチャク (巾着)草属

婆婆纳属学名Veronica) クワガタソウ属

 

玄参の学名は:Scrophularia ningpoensis で日本のゴマノハグサ科のゴマノハグサ属のゴマノハグサ(Scrophularia buergeriana )ではない。さてこれで終わってしまってはおもしろくない。ゴマノハグサ科もクマツヅラ科もキツネノマゴ科も雑草が多い。


(*) シソ目(シソもく、Lamiales

名まえがよく知られているもの、属、種が多いものを取り上げると


ノウゼンカズラ科はすでに取り上げた。 追ってクマツヅラ科、キツネノマゴ科を検討する予定。

さてゴマノハグサはゴマノハグサ科のゴマノハグサのゴマノハグサでゴマノハグサ科を代表するのだが

Wikiでは 


  • ゴマノハグサ Scrophularia buergeriana Miq. - 多年草。草丈は90-150cm。茎は四角、花序は細長い総状穂状で、花は黄緑色。花期は7-8月。湿った草原に生育する。本州の関東地方南部・中部地方・中国地方、九州、朝鮮半島、中国大陸北部・東北部に分布する。絶滅危惧II類(環境省)。

 とあり、科名の植物としては情けない状態だ。

ゴマノハグサ科からオオバコ科へ移った属に

 Antirrhinum キンギョソウ属

 キンギョソウはなじみがある。園芸品種で花の特徴からついた名前だ。


 

 

 

 

 

 

 

 

 



キンギョソウ(金魚草 Antirrhinum majus


Veronica クワガタソウ属
 

クワガタムシという昆虫がいるが、これは鍬も形をしていているからだ。桑ではない。クワガタソウも<鍬形草>だ。Veronica はいい名前だが、これはいわくがあるようだ。

クワガタソウ属にはイヌノフグリという雑草がある。 Veronica とはえらい違いだ。中国語もおもしろく

婆婆纳属(学名:Veronica) クワガタソウ属

婆婆納是一個讓人印象深刻的名字。

這個名字和婆婆其實本無關係,實際上是「破破納(破布納)」轉音而來。婆婆納的拉丁學名以及英文名稱也讓人難忘,它的屬名Veronica由林奈定名,因為歐洲很多國家就以veronica稱呼這類小草,而溯其本源這個名字則是來自基督教人物聖維羅妮卡(Saint Veronica)。



原文網址:https://kknews.cc/nature/l3ezz59.html

 

婆婆納是一個讓人印象深刻的名字。

這個名字和婆婆其實本無關係,實際上是「破破納(破布納)」轉音而來。婆婆納的拉丁學名以及英文名稱也讓人難忘,它的屬名Veronica由林奈定名,因為歐洲很多國家就以veronica稱呼這類小草,而溯其本源這個名字則是來自基督教人物聖維羅妮卡(Saint Veronica)。



原文網址:https://kknews.cc/nature/l3ezz59.html

 



sptt

Sunday, July 14, 2019

キク


例によってWikiの解説のコピー(ペイスト)から始める。


キク科(キクか、学名Asteraceae保留名Compositae)は、被子植物真正双子葉類に属する1分類群である。もっとも進化し、もっとも分化している植物とされる。

特徴

草本(そうほん)または木本(もくほん)。
キクタンポポのように小さな(小花)がたくさん集まり、さらにそれが一個の花に見える点が形態上の主な特徴である。このような花の形状を頭状花序(とうじょうかじょ、略して頭花)という。また、その基部の、ガク(萼)のように見える部分を総苞片(そうほうへん)と称す。頭状花序(頭花)をつくる小花には、筒状花(管状花)と舌状花の二種類がある。ハハコグサは前者のみで花ができており、タンポポは後者のみで構成される。ヒマワリの花では、周囲を舌状花、中央を筒状花が占める。普通、花が筒状花のみまたは周囲に舌状花を持つキク亜科と、舌状花のみからなり茎葉に乳液を含むタンポポ亜科とに分類される。キク亜科をさらに数亜科に分けることもある。
世界ではおよそ9502万、日本では約70属360種のキク科植物が知られており、地球上のほとんどの地域で生育可能である。またそのため、キク科には多くの栽培植物帰化植物が存在している。



最大の特徴は<世界ではおよそ9502万(日本では約70属360種)のキク科植物が知られており>の超大家族であることだろう。

つぎに<地球上のほとんどの地域で生育可能である。>グローバル化が進んでいるということだが、これは次の進化と関連がありそう。

三番目に、冒頭にある<もっとも進化し、もっとも分化している植物とされる>のところだが、植物の<進化>とはなにか?<進化>と<分化>は関係があるのか?

キク(菊)はやまとことばではない。 北京語(普通話)では<ju (チュー)>だが広東語では<guk>でほぼ<コック>という発音だが、最後の<ク>はguk に示すように ku ではない。調理人の<コック>の<>を短く発音するとguk>になるが、イントネーションが肝心。このguk>が<キク>に変わる、あるいは菊が中国から日本にやってきたころの発音は<キック>に近いような、あるいは<キク>に聞こえる発音だったのだろう。

広東語 guk1
普通話 ju2

Wikiの<キク>の解説では


日本においては、菊は元々は外来種であり薬草や観賞用植物として中国から伝来し[平安時代に用いられ始めて宮中では菊の節句とも呼ばれる重陽の節句(旧暦9月9日)が明治時代まで行われ、現在でも皇室園遊会(観菊御宴)として行われている。


という記述がある。

さて、これで終わってしまってはおもしろくないのでキク科の花、草木のやまとことばを調べて見る。

手もとの小学館の植物図鑑には園芸品種(花が大きく、花屋さんでみられるもの)には なぜか学名がないが、一般(荒れ地や野原)に見られるもの(大体花が小さい)には末尾に学名(ラテン語)がのっているので確認、調査できる。

手もとの小学館の植物図に絵、簡単な解説つきで載っているもの。

<春> (春に花が咲くもののようだ)

ジシバリ (ツルニガナ)
オオジシバリ (イワニガナ)
コウゾリナ(<コウゾリ>はかみそりのこと、トある)
ブタナ
オニタビラコ
コオニタビラコ
ヤブタビラコ(ホトケノザ)
ノゲシ
オニノゲシ
ニガナ
ハルジオン(<ジオン>は<紫苑(しおん)のこと、で漢語だ)
ヒメジオン
ノボロギク (野襤褸菊)
ハハコグサ
チチコグサ
チチコグサモドキ
キツネアザミ
タンポポ(西洋タンポポ、シロバナタンポポ、関西タンポポ、など幾種類かある)

<夏>
アレチノギク
オオアレチノギク
ハキダメギク
ノアザミ

<秋>
アキノノゲシ
センダングサ(センダンは栴檀で漢語由来)
アメリカセンダングサ
オオオナモミ
セイタカアワダチソウ
ブタクサ
オオブタクサ
ベニバナボロギク
ダンドボロギク
(北アメリカ原産の帰化植物で、名は、愛知県段戸山(だんどやま)で発見されたことによる。[森田龍義] (日本大百科全書(ニッポニカ)の解説))
キクイモ
ノコンギク (野紺菊)
リュウノウギク (竜脳菊)
ヨメナ
ユウガギク (調べてみると<柚香菊>だが、聞いただけでは<優雅菊>を想像してしまう)
メナモミ 
(Wikiの解説によると<雌(メ)なもみ。「なもみ」は「泥(なず)む」の転訛。>とあるので、意味がよく分からないが純度の高いやまとことばだ。)
トネアザミ(タイアザミ)

<山の夏>

ヤブレガサ
ノブキ

<山の夏秋>

アキノキリンソウ (キリンは麒麟で漢語だが、花や草木に合わない。<麒麟草、和名は黄輪草>という解説がある
タムラソウ (田村草, 分類, キク科タムラソウ属 (多年草). 玉がたくさんついた草の意味の玉群草(タマラソウ)から転化したとされる。野草図鑑 www.jugemusha.sakura.ne.jp/yasou-zz-t
ヤクシソウ(薬師草)
オケラ
ヒヨドリバナ(鵯花)
ヨツバヒヨドリバナ
アワコガネギク(キクタ二ギク)
(Wikiの解説では<キクタニギク>(学名:Chrysanthemum seticuspe)は、キク科キク属植物。別名は<アワコガネギク>となっているが、手元の図鑑ではDendranthema boreale となっている。)


<深い山>

ウスユキソウ
ヤマハハコ(ヤマホウコ)
オタカラコウ(雄宝香で<香>は漢語だ。)


<海辺>

ハマニガナ
ネコノシタ(ハマグルマ)
ハマギク
イソギク

以上馴染みのない名前が多い。やまとことば多そうだが<菊(きく)>や<草(そう)>のつくものも少なくない。ちなみに<xxxソウ(草>を抜き出してみると

セイタカアワダチソウ
アキノキリンソウ  (麒麟草、和名は黄輪草)
タムラソウ (玉がたくさんついた草の意味の玉群草(タマラソウ)から転化したとされる)
ヤクシソウ(薬師草)
ウスユキソウ

<ソウ>はついているが、ヤクシソウ(薬師草)をのぞけば、基本的にやまとことばだ。

今度はヤマトコトバの<xxxクサ / グサ(草)>、<xxxナ(菜)>のつくものを抜き出すと

ジシバリ (ツルニガナ
オオジシバリ (イワニガナ
コウゾリナ
ブタナ
ニガナ
ハハコグサ
チチコグサ
センダングサ(センダンは栴檀で漢語由来)
アメリカセンダングサ
ブタクサ
オオブタクサ
ヨメナハマニガナ

以上は基本的にやまとことばだ。ついでに<xxxキク / ギク>も調べておく。

ノボロギク
アレチノギク
オオアレチノギク
ハキダメギク
ベニバナボロギク
ダンドボロギク
ノコンギク (野紺菊)
リュウノウギク (竜脳菊)
ユウガギク (調べてみると<柚香菊>だが、聞いただけでは<優雅菊>を想像してしまう)
アワコガネギク(キクタ二ギク)ハマギク
イソギク

<ボロ>、<アレチ>、<ハキダメ>とひどい名前がついているが、花や草木が<きたない>のではないのは言うまでもない。だが以上の<キク(ギク>がついたものは菊が中国からはいってきてからつけられた名前だろう。したがって比較的新しいか、その前は別のやまとことばの名前がついていたが<xxxギク>に変わった可能性がある。

<日本では約70属360種のキク科植物が知られており>というが、馴染みのキク科の花や草木はアザミ、タンポポ、ヒマワリぐらいだ。<アザミ>は響きのいい名だ。語源は諸説ある。<タンポポ>は幼児語のようだ。これまた語源は諸説ある。<ヒマワリ>の語源は説明するまでもない。

Wiki 

ヨモギ属(よもぎぞく、蓬属、学名Artemisia)とは、キク科の1つ。学名からアルテミシア属ともいう。 

ヨモギ(蓬、艾、蕭、学名Artemisia indica Willd. var. maximowiczii [syn.Artemisia princeps Pamp]

ヨモギもなじみがある。雑草で子供にころ街中でもよくみた記憶がある。葉をもむと<ヨモギ>のにおいがする。自家製の<草もち>も食べた記憶がある。

似て非なるのに<ヨモギギク属 Tanacetum>がある。

 Wiki

  1. ヨモギギク属 Tanacetum

除虫菊は聞いたことがあるが、やまとことばの<虫よけ菊>は聞いたことがない。除虫菊のやまとことば訳だろう。

 


 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

除虫菊

 

香港で見つけたキク科の雑草(道ばた、路辺に自生する)

1)夜香牛(学名:Vernonia cinerea

Wikiの解説


ムラサキムカシヨモギ Cyanthillium cinereum は、キク科の草本。ひょろひょろと伸び、紫色のヤグルマギクを小さくしたような花を付ける。 (中略)花冠は先が5つに裂けてラッパ状に開いており、そんな小花が頭花の上に並んで咲いている様子はヤグルマギクにも似ており、花色も鮮やかである。ただし、とても小さいのでよく見ないと綺麗であるとはわからない。

(中略) 

分布と生育環境
日本では九州南部から琉球列島に分布する[3]。 琉球列島では八重山に数が多く、石垣島のものは花が小さい[4]。国外では中国熱帯アジアに産する[5]。さらにアフリカ熱帯域、オーストラリア北部、ポリネシア[6]、さらにアメリカ大陸まで分布がある[7]
沖縄では山地の道ばたによく見られる[8]

分類

本種はかつてショウジョウハグマ属とされ、学名は Vernonia cinerea が使われていた。現在は上記の分類位置となっているが、いずれにしてもショウジョウハグマ連 Trive Veronieae に含まれる。この類は熱帯域を中心にきわめて多様な植物が含まれ、1年草から多年草低木藤本、30mに達する高木までがある[9]。含まれる属は約70属、種数は1000を越える。しかしながらその中で日本で見られるのは3種ほどに過ぎず、後述のものは移入と考えられることから、本種のみが日本でこの群を代表するものとなっている[10]


中国名は夜香牛、一枝香などがあるが、香りはない。本にも<香りがある>とは書いていない。 上の日本語の説明はややこしが、夜香牛(学名:Vernonia cinerea)となっている。<夜香>ということは<夜でも花が開いていて香りを放つ>ということか?中国名でが<牛>がついている名前の雑草は少なくない。































































 



これはスケッチではよく表現できないが、3Dに広がった花が美しい。上の最後は私が撮った写真。(街中のバス停の付近)。ネット上で美しく撮れた写真がたくさん見られる。


2)一點紅(學名:Emilia sonchifolia

これは日本語がみつからない。花もさることながら、葉の多様性が美しい。上段、中段、下段で形が違う。また葉の裏はムラサキ色でよくわかる。
 


























































上の二つ(Vernonia cinereaEmilia sonchifolia)は、わたしの見る限りでは、花が目につき(そこそこ大きい)それこそどこにでもある香港の雑草のなかで(キク科に限らず)一番あきない美しさがある草花だ。香港を代表する<街中の雑草中の雑草>と言える。下図参照:同じ場所(上とは違いバス停留所)で採取したもの。なぜかバス停付近でよく見られる。






3)Youngia japonicaオニタビラコ、黄鹤菜)

Wikiの解説


オニタビラコ(鬼田平子、学名Youngia japonica)は、キク科オニタビラコ属越年草道端に自生する雑草


中国語は黄鹤菜(学名Youngia japonica)で野菜のような名前だ。たしかに根に近い下部に葉はホウレンソウのような大きな葉かたまって生えている。

Wiki英語版には
 
Distribution and habitat
Youngia japonica is native to eastern Asia in China and Japan.[3][4] However, it has been spread far from its initial range, and is now found as a non-native species nearly worldwide. It is present in Africa, Australia, Europe, North America, and South America.[2] In the United States, it is spreading rapidly, although it is largely restricted to areas in the Southeast.[5][6] It grows well in response to human disturbance, and is found in areas in areas such roadsides, cultivated fields, and in lawns.[2] In China, it is found in a variety of natural and disturbed habitats.[3] It is known to penetrate into intact natural communities as an invasive species in the United States.[5]



とありその世界性がうかがわれる。 オニタビラコ(Onitabirako)という名前はわるくない。















































4)Tridax procumbens、中国名:羽芒菊

Tridax procumbens、中国名:羽芒菊というがある。解説はあとまわしにして、関連のある
ハキダメギク を見てみる。

Wikiの解説


ハキダメギク(掃溜菊、学名Galinsoga quadriradiata)は、キク科コゴメギク属一年生植物道ばたなどに生える雑草牧野富太郎世田谷の掃き溜めで発見したのでこの名前がついた。

1年草。北アメリカ原産。大正時代に東京で見つかり、現在では関東地方以西の各地に広がっている。
茎は2分岐を繰り返し、高さ15〜60cmになる。草全体が柔らかい草質をしていて、枝葉ともに白い毛が生える。葉は対生し、卵形〜卵状被針形で、波状の浅い鋸歯がある。大型の葉は柄を有し暗緑色で厚みは薄く、3行脈状に見え[2]、葉の表面と裏面共に毛が多い。
頭花は直径約5 mmで、まわりに先端が3中裂する白色の舌状花がふつう5個並び、内側に黄色の筒状花が多数つく[2]。総苞は半球形。総苞片と花柄には腺毛がある。花期は6〜11月の夏から秋にかけて。頂部に小さなを咲かせたあと、急に葉腋から岐散状に盛んに分枝を繰り返し、上部の各枝先に小さな頭花を1個ずつつける。
痩果(そうか)は黒く熟して、白い鱗片状の冠毛があり、風に乗って種子が散布される。
コゴメギク英語版によく似ていてしばしば混同されている[4]が、舌状花に冠毛があること、筒状花の冠毛の先が細くなり両側の毛が長くならない点で区別できる。


学名のGalinsoga quadriradiata は上記の<先端が3中裂する白色の舌状花がふつう5個並び>の<5個放射状に並び>の意だ。ハキダメギクは香港にないが(今のところ)コゴメギク英語版)と
似たような花(花だけ)学名:Tridax procumbens、中国名:羽芒菊というがある。先端が3中裂する白色の舌状花>は小さいがトライデント(Trident、三叉槍)によく似ている。

Wikiの<Tridax procumbens>の解説

"
Common names
Its common names include coatbuttons and tridax daisy in English, (中略) kotobukigiku in Japanese (後略).

Description
The plant bears daisylike yellow-centered white or yellow flowers with three-toothed ray florets. The leaves are toothed and generally arrowhead-shaped. Its fruit is a hard achene covered with stiff hairs and having a feathery, plumelike white pappus at one end. Calyx is represented by scales or reduced to pappus. The plant is invasive in part because it produces so many of these achenes, up to 1500 per plant, and each achene can catch the wind in its pappus and be carried some distance. This plant can be found in fields, meadows, croplands, disturbed areas, lawns, and roadsides in areas with tropical or semi-tropical climates.[citation needed] It is listed in the United States as a Noxious Weed and regulated under the Federal Noxious Weed Act.[citation needed]


Common names

Its common names include coatbuttons and tridax daisy in English, (中略) kotobukigiku in Japanese (後略). 

Description

The plant bears daisylike yellow-centered white or yellow flowers with three-toothed ray florets. The leaves are toothed and generally arrowhead-shaped. Its fruit is a hard achene covered with stiff hairs and having a feathery, plumelike white pappus at one end. Calyx is represented by scales or reduced to pappus. The plant is invasive in part because it produces so many of these achenes, up to 1500 per plant, and each achene can catch the wind in its pappus and be carried some distance. This plant can be found in fields, meadows, croplands, disturbed areas, lawns, and roadsides in areas with tropical or semi-tropical climates.[citation needed] It is listed in the United States as a Noxious Weed and regulated under the Federal Noxious Weed Act.[citation needed]



長柄菊学名Tridax procumbens),又名羽芒菊,为菊科羽芒菊属下的一种多年生草本植物,莖匍匐,具有粗毛,葉卵形或披針形,边缘有鋸齒。緣或分裂。單花頂生,花冠白色,心花黃色。结瘦果。它原產於熱帶美洲,後來引種到其他地區,並在美國等地成為入侵物種。[1]
学名Tridax procumbens),又名羽芒菊,为菊科羽芒菊属下的一种多年生草本植物,莖匍匐,具有粗毛,葉卵形或披針形,边缘有鋸齒。緣或分裂。單花頂生,花冠白色,心花黃色。结瘦果。它原產於熱帶美洲,後來引種到其他地區,並在美國等地成為入侵物種。[1]



なぜか英語版にも中国語版の解説にないが、中国名<長柄菊>が示すように花の茎は長い。また学名Tridax procumbens が示すように、長い茎に強度はなく花は小さく軽いが、頭を前に下げる(procumbens)な姿なのだ。長い茎これは美しい。ハキダメでも美しいだろう。

(わたしの観察では、つぼみの時はつぼみの下の短く強度もあるので頭を前に下げていない。この強度がある短い茎が、ろくろっ首のように長く伸びていくのだ。)


 








































 

 

5)Wedelia trilobata、中国名:三裂葉蟛蜞菊.

蟛蜞はPansy の音読み。三裂葉が特徴なのだが、それらしくない葉もある。これもよく見かける。地面を這は)うようにして伸びていく。日本語解説はみあたらない。
















































香港の冬場に道端に白い花を咲かせる菊がある、花期は相当長いので、スケッチはこころゆくまでできる。学名は Bidens alba 。中国語名は白花鬼针草。上の解説では

センダングサ(センダンは栴檀で漢語由来)

とある。日本語名はセンダン草のようだが、Wiki ではセンダングサ属としての紹介がある。

種子(実際には果実、いわゆる痩果)は硬くて棒状で、先端に数本の刺状突起があって、これに逆刺が着いているので、それによって衣服に引っ掛かる>とあり、 中国語名の鬼针草はこれに由来する。

 


Bidens alba


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ムギワラギク(麦藁菊; : strawflower; 学名: Xerochrysum bracteatum

これは雑草ではなく、園芸品種。花はキク科の特徴そのままだが、花びら(実は)が紙、麦わらのように水分がきわめて少ない。そのままでドライフラワーだ。


他のキク科植物と同じ頭状花序であるが、花びらのように見える部分は、舌状花ではなく、総苞片といい、さかなの鱗のようである。(Wiki)


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 strawflower / Straw Chrysanthemum

 

 

sptt


Friday, July 12, 2019

ノウゼンカズラ


以前に<スイカズラ>を取り上げたので<xxカズラ>の第二弾になる。

Wikiの解説

ノウゼンカズラ(凌霄花Campsis grandiflora)はノウゼンカズラ科落葉性つる性木本からにかけ橙色あるいは赤色の大きな美しいをつけ、気根を出して樹木や壁などの他物に付着してつるを伸ばす。
中国原産平安時代には日本に渡来していたと考えられる


ノウゼンカズラはノウゼンカズラ科を代表する花だ。<草木だ>ではなく<花だ>と書いてしまったが、それほど花が目立つ。学名にも grandiflora がついている。<カズラ>の名のように<つる性>ではあるが藤(フジ)と同じように<つる性木本>。ノウゼンカズラは花が目立ちすぎるが、<つる性>の草木は花をのぞいても曲線が美しい。

Wikiの解説を続ける。
名称
古名は「ノウセウ(陵苕)」または「ノセウ」で、それが訛って「ノウゼン」となった。また蔓が他の木に絡み攀じ登るため「カズラ」の名がついた。また古くは「まかやき(陵苕)」とも呼ばれた
「ノウセウ」については凌霄(りょうしょう)の朝鮮読み「ヌンソ」の訛りとする説もある。
別名に「ノウゼン」、「ノショウ」がある。「のうぜんかつら」と表記される場合もある
漢名の凌霄花は「(そら)を凌ぐ花」の意で、高いところに攀じ登ることによる命名漢詩では他物に絡むための象徴となる。また、「陵」(リョウチョウ)も本種を表す。現代中国語では「紫」(拼音 : zǐ wēi)とも呼ばれる
花の形がトランペットに似ていることから英語では「トランペット・ヴァイン」(trumpet vine)、「トランペット・クリーパー」(trumpet creeper)あるいは「トランペット・フラワー」と呼ばれる。


この箇所はいくどか読んだが、結局のところ<ノウゼン>の語源ははっきりしていない、ということだ。このブログは<花、草木のやまとことば>で、語源を探ることにしているが、今回は断念。<ノウゼン>はおそらく漢語、又は韓国(朝鮮)語読み由来だろう。<まかやき>という響(ひびき)のいいやまとこばがあったようだが、残念なら完全な死語のようだ。<まかやき>の<き>は、ノウゼンカズラ<つる性>とはいえ木なので<木>だろうが<まかやぎ>ではないので、別の意味か。<ま>はなんとなく<美しい>の意のある接頭語か。<かや>あるいは<かやき>がなんだかわからない。名前の詮索はこれくらいにしてさらにWikiの解説を続ける。
 
特徴
蔓性落葉低木で、花期は7-8
蔓は長さ3mから10mほどまで成長し、他のものに吸着する付着根(木質の気根)を出して這い登る。 幹はフジと同じように太くなる。樹勢が非常に強く丈夫な花木であり、地下茎を延ばし(ひこばえ)を周囲に芽生えさせ、繁殖する。
は奇数羽状複葉対生する小葉2-65-13)、長さは3-7cmで表裏面ともに無毛、幅は2-4cm、縁には粗い鋸歯がある。柄は無柄。側小葉は卵形ないし広卵形または楕円形で、その表面は濃緑色で光沢があり、裏面は帯白緑色。先端は鋭頭または鋭尖頭で基部は広い楔形側脈5-7
枝先に円錐花序を萌出し、直径6-7cmの橙黄色の花を対生する。花房は垂下し花冠は広い漏斗型で、先端は5裂し平開する雄蕊4本のうち2本が長い。日本では結実しにくい。花は暖地では晩夏から秋にかけ大量に形成される。 落花すると、蜜がたれ周りを湿らすほど。その蜜にメジロや蜂が集まってくる。その蜜は毒性があるといわれるが、根拠のない俗説・風評である。


花が目立つためか、わたしは花以外のところはよく見たことがない。<枝先に円錐花序を萌出し、直径6-7cmの橙黄色の花を対生する。花房は垂下花冠は広い漏斗型で、先端は5裂し平開する。>はほぼ待間違いない記述だろう。’’

さて、これで終わってしまってはおもしろくない。ノウゼンカズラ科を見てみる。ノウゼンカズラ科のWikiの解説。

ノウゼンカズラ科Bignoniaceae)は双子葉植物に属する科で、約110650種を含む。多くは高木、低木またはつる性で、一部草本(ArgyliaTourrettiaハナゴマ属 Incarvillea の3属)もある。熱帯亜熱帯に多いが温帯にもある。花弁は筒状または漏斗状で、大きく美しいものが多く、鑑賞用に栽培される。日本にはキササゲが自生し、ノウゼンカズラなどが栽培される。また熱帯で栽培されるジャカランダやカエンボク(火炎木、アフリカンチューリップツリー)も有名。


110650種はそこそこの大所帯。
属のわりに種がすくないようだ。

基本的には<花弁は筒状または漏斗状で、大きく美しいものが多>いのだ。わたしはノウゼンカズラは日本と上海でしか見たことがないが、上のジャカランダやカエンボク(火炎木)は香港ではビクトリア公園その他にあるので見られる。大きな木で花は高いところにあるので見にくいが、たくさん花がつくので遠くからでもそれなりに美しい。落ちた花はジャカランダは小ぶりだが、ムラサキがきれいだ。カエンボク(火炎木)は大ぶりの花で、色はノウゼンカズラと同じオレンジ色。さらに香港にはノウゼンカズラ科の美しい花がいくつもあり、ここで紹介したい。花もいろいろ種類があるが、ノウゼンカズラ科の花は<花らしい目立つ(誰かが言っていたが<存在感のある>)花が多い。

学名
Bignoniaceae)関連ではツリガネカズラ属 Bignonia - ツリガネカズラがあり、ツリガネカズラ(釣鐘葛、Bignonia capreolata))が種になる。ノウゼンカズラと同じく日本原産ではなく、アメリカ原産。写真でみるかぎり花はかなりノウゼンカズラに似ている。<釣鐘葛>という漢字があるがこれは香港では見ない。

一方日本ののノウゼンカズラはノウゼンカズラ属 Campsis - ノウゼンカズ

残念ながら香港ではみたことがない。(注)

 

メモがないが、多分かななり前(2010年ころ)の日本(横浜)での盛夏時のスケッチ。盛夏時は記憶にまちがいない。


2014
年盛夏時(7月末)の上海でのスケッチ。

それではどんな花が香港にはあるか。香港で見られるノウゼンカズラ科の花、草木。
 

カエンボクでは何のことだかわからない。<火炎(かえん)木>でもいいが、字を見ると<炎天下>の感じがする。一方<火焔>は<ほのお>の感じがするので<火焔木>がいい。花は色も形も<ほのお>のようだ。
カエンボク(火焔木)>の学名Spathodea campanulata。


























キリモドキ属(ジャカランダ属) Jacaranda


 
 
 
香港ビクトリア公園。

ジャカランダは<ジャワ>、<マハラジャ>からの連想からか何か南洋かインドの木という感じがする。花はキリ(桐)とのような青紫(ムラサキ)色で<キリモドキ>と言える。

次は炮仗花。

中国語版Wiki<炮仗>

炮仗花学名Pyrostegia venusta)是紫葳科炮仗藤属的植物。


炮仗花は日本語名ないようだが、香港ではよく見る(常見)。炮杖花は色はノウゼンカズラとほぼ同じのオレンジ色。あきらかにつる性で、藤棚(ふじだな)のように植えられているのよく見る。オレンジ色だが、花の形は円筒形で爆竹(ばくちく)に似ている。<炮仗>は爆竹のことだ。<バクチクノウゼン>でもよさそう。だがこれだとすべて漢語になってしまう。いずれにしてもよく目につく特徴のある花だ。



 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
炮杖花

話が少し横道にそれるが、中国では間違えやすいが紫葳科がノウゼンカズラ科、Bignoniaceae  に相当する。調べていないが、紫葳はノウゼンカズラと違ってムラサキ色の花だろう。

https://www.treehk.com/tag/%E7%B4%AB%E8%91%B3%E7%A7%91

紫葳科
香港觀賞植物紫葳科- treehk.com
紫葳科包含的植物,如我們常見的蒜香藤, 貓爪藤, 炮杖花, 火燄木 還有藍花楹及黃鐘花等。

オレンジ色の 炮杖花と火燄木(火焔木)、藍色(アオムラサキ)の藍花楹はすでに上で見た。

次に蒜香藤を紹介する。英語名はGarlic Vine 。これもよく目立つ花だが、これはオレンジではなくやや淡い赤紫色。

中国語版Wiki<蒜香藤>

蒜香藤(学名:Mansoa alliaceum),又名張氏紫薇紫鈴藤,为紫葳科蒜香藤属下的一个熱帶藤本植物物种

Garlic Vine


Wiki Mansoa alliacea

”  
Mansoa alliacea, or garlic vine, is a species of tropical liana in the trumpet-creeper family. It is native to Northern South America, and has spread to Central America and Brasil. Among the mestizos of the Amazon rainforest it is known as ajo sacha, a Spanish-Quechua name that means "forest garlic" or "wild garlic". M. alliacea has been exported overseas, and grows in the favourable climates of (for example) Puerto Rico, Southern Africa, Thailand and India. It is cultivated in the West Indies.
これは中国名<蒜香藤>や英語名Garlic Vine が示すように、茎(くき)を切ったり揉んだりするとかなり強烈なニンニクの匂いがする。 



A cultivated garlic vine at the

"




 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
上の写真と比べると見劣りするが、私が見た(よく見られる)香港の<蒜香藤>は実際なかなか見栄えがある。

Tecoma stans
という黄色花がある。中国名は<金鐘花>。鐘はベルの意味だ。これは<つる性>ではないが、背の高い木でもない。<タチノウゼン>の<タチ>は<立ち>の意か? この花は失敗が少ないので何度もスケッチしている。
 
 


Tecoma stans <金鐘花>
 
話はややこしくなるが、Japan Wiki では


キンレイジュ属(ギンヨウノウゼン属Tabebuiaモモイロノウゼン
 
 という紹介がある。
 
Tabebuia chrysantha という黄色い花をつける木があり、中国名は<黄鐘木>、<黄花風鈴木>。上に書いたが鐘はベルの意味だ。上に<モモイロノウゼン>とあり桃色の花もあるのだろう。

 
 

 
 
Tabebuia chrysantha <黄鐘木><黄花風鈴木>
 
 
追記 (2025年1月)
 
<紫花風鈴木>
 
ネット写真付き紹介があり、なんとか見たいものだと思っていたが、偶然今年の旧正月(2025年1月末)に偶然出くわした。さっそくスケッチしておいた。<黄花風鈴木>と同じく、葉が出る前に花が咲いている。花の出方、形は間違いなく<黄花風鈴木>で、色だけが違う。
 
だが3日前の日曜にサンデーペインター (スケッチャー) として<黄花風鈴木>みたいな木の紫色の花をスケッチしておいた。木に名札はなかったが、花の形や花のかたまり具合、さらに葉もあることから、から<黄花風鈴木>というよりは Tecoma stans <金鐘花>の紫色版の感じ。ただ木の枝の出方は<黄花風鈴木>に似ていた。メモは紫花風鈴木>としておいた。
 
さらに調べてみたが、ネット写真付き紹介は、香港政府系のモノもあり、そこでは<學名 : Tabebuia impetiginosa>と紹介されている。
 
 
<金鐘花>は Tecoma stans <金鐘花>
<黄鐘木>葉Tabebuia chrysantha  
 
だ。 Wiki では

紅花風鈴木(學名:Tabebuia rosea)

という紹介もある。
 
 


Clescentia alata
という変テコな木があり、中国名は<十字架樹>。四つの葉が十字架のようで、これが続いてついていく。花は木の幹や太い枝に付く変な花だ。形は筒状(または漏斗状ともいえる)。どう見てもフクベ(ヒョウタン)の形ではない。色は深い紅紫。

 

 


 
 
  
(注)このポストは2019年にかいているが、2020年か2021年夏に香港植物園でノウゼンカズラに出くわした。感動してたくさんスケッチした。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ノウゼンカズラ(凌霄花Campsis grandiflora
 
 
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