Sunday, February 28, 2021

オシロイバナ

 
オシロイバナはなじみがある。こどものころ家の近くにあって、種をつぶしてオシロイがでてくるの観察したことがある。調べてみると、 オシロイバナは熱帯、亜熱帯の植物で日本には鑑賞用に輸入したようだ。

 Wiki <オシロイバナ>


オシロイバナ(白粉花、白粧花、学名:Mirabilis jalapa)とはオシロイバナ科の多年草または一年である。南アメリア化原産で江戸時代始めごろに渡来。花が美しいため観賞用に栽培されるが、広く野生化もしている。

” 

オシロイバナの名前もいいが、Mirabilis jalapa の Mirabilis (ミラビリス)もいい名前だ。

英語は夕方から咲くことから Four o'clock flower、中国語は色と香りから(香りもあるようだ)紫茉莉(*)で、これは日本と同じで科名、属名にもなっている。名前の付け方にもいろいろある。

(*) Wiki


粉豆花(学名:Mirabilis jalapa)别名草茉莉、夜娇娇、紫茉莉、夜晚花、胭脂花、洗澡花、煮饭花、地雷花、白粉花、潮来花等,属紫茉莉科植物。 

” 

これまた名前の付け方にもいろいろある。

オシロイバナ科のラテン語学名はNyctaginaceae で発音しずらいし覚えにくいようだが

Nyct =night。ラテン語系では関連語に nocturne(夜想曲)というのがある。イタリア語は簡素化されてnotte。英語の night はそのまま発音すれば<ニグトゥ>で Nyct に近い。

agina の<agi>は< agō (I do, act)(Wiki)>で

つまりは夜活動、夜行性ということで、観察からきた名前で、これまた悪くない。俗っぽくなるが<よなべ花>だ。

オシロイバナ科のなかではブーゲンビリアの名が通っている。調べてみるとおもしろい。

1)オシロイバナ


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Mirabilis

 

2)ブーゲンビリア  

Bougainvillea は属名。Wiki


ブーゲンビリア(Bougainvillea)は、オシロイバナ科ブーゲンビリア属に属する熱帯性の低木である。和名はイカダカズラ(筏葛)、ココノエカズラ(九重葛)である。

原産地は中央アメリカ及び南アメリアの熱帯雨林。ブーゲンビリアという名前は1768年にブラジルで木を見つけたフランス人の探検家ブーガンヴィルに由来する。花の色は赤から白まで変化に富み、ピンクやマゼンタ、紫、橙、黄のものもあるように見える。しかし、実際の花はいわゆる花の中央部にある小さな3つの白い部分である。色づいた花びらに見える部分は花を取り巻く葉(包葉)であり、通常3枚もしくは6枚ある。

俗に魂の花とも呼ばれている。

代表的な種として、Bougainvillea buttianaBougainvillea glabraBougainvillea peruvianaBougainvillea spectabilis がある。


<俗に魂の花とも呼ばれている。>の説明がない。どうも謎のようだ。

Bougainvillea spectabilis Bougainvillea glabra がよく見る種のようだ。

Bougainvillea glabra、はWiki< Bougainvillea glabra is sometimes called "paper flower" because its bracts are thin and papery.>で、花(実は)が紙っぺらのような種だ。


中国語版Wiki


叶子花属學名Bougainvillea)通称叶子花九重葛三角梅簕杜鵑毛宝巾南美紫茉莉等,属于石竹目紫茉莉科植物,为常绿木质藤本灌木。


光叶子花学名Bougainvillea glabra)又名小叶九重葛簕杜鹃宝巾三角梅紫三角紫亚兰三角花等,为紫茉莉科叶子花属下的一个物种

叶子花は葉叶子花で、少しよく見れば花が葉の変形、変色したものというのはすぐわかる。葛はツル(蔓)のこと。杜鹃(つつじ)とか梅とか蘭にみたてられているが、どちらかと言えば杜鹃(つつじ)だ。私は遠くから見て花の出方が<サルスベリ>に似ているのがよくあり、<サルスベリ>と思って近づいたら赤紫色のブーゲンビリアだったという経験がある。スケッチのコツは三角。上にはないが<三角葵>と言う名札みてこのコツを発見した。


 

 








 

Bougainvillea

 

sptt


Saturday, February 27, 2021

オウチ (センダン)

 

オウチ(アフチ)はやまとことばだが古語で現代語は中国名のセンダン(栴檀)なっている。だがかなりの混乱がある。今はめったに使わない、聞かないが

栴檀は双葉より芳し

というのがある。だがこのセンダンを調べてみると

 Wiki


センダン(栴檀、学名: Melia azedarach)は、センダン科センダン属に分類される落葉高木の1種。別名としてアフチ、オオチ、オウチ、アミノキなどがある。薬用植物の一つとしても知られ、果実はしもやけ、樹皮は虫下し、葉は虫除けにするなど、薬用に重宝された。

また、香木の栴檀はインドネシア原産のビャクダンビャクダン科)のことを指し、センダンのほうは特別な香りを持たない。

とある。日本ではセンダン科(栴檀科、Meliaceae)だが中国では楝科という。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上のスケッチ(かなり高いところにある花だ)でも伝わると思うが花は美しい。個別種も楝というが、正確には


苦楝(学名::Melia azedarach,英文名稱:Beadtree、 Bead Tree、Cape Lilac、Chinaberry、China-berry、China Berry、Chinaberry-tree、China-berry Tree、Melia、Persian Lilac、Pride-of-India, Melia、white cedar,[,別稱苦苓、楝、楝樹、etc.

"

やまとことばのオウチは漢字では<樗>があてられているが、これも不正確。 正確、不正確は大した問題ではないが、<樗>は文学者の高山樗牛という人がいたが荘子の話からとったようでオウチ (センダン)とは関係なさそう。<樗>と言う木は現代中国では臭椿のことで、日本語はニワウルシ。下記のWikiのコピー参照。

 ”

臭椿(学名:Ailanthus altissima)原名樗(拼音chū),又名大眼桐、姑姑翅、臭桐,属于苦木科

ニワウルシ(庭漆、Ailanthus altissima)は、ニガキ科落葉高木。別名、シンジュ(神樹)。和名に「ウルシ」がついているが、ウルシウルシ科)とは全くの別種。ウルシのようにかぶれる心配はない。 

 ”

altissima は形容詞 altissimus (高い)の女性単数の最上級形なので、高木ということだ。高山樗牛の樗牛は<高い木樗と強い牛>を合わせた名前のようだ。したがって<樗>がオウチの意であれば現在では<楝>が正しい。

 

 Khaya senegalensis (非洲楝)

非洲はアフリカのこと。なぜか香港では街路樹になっている。高木で見栄えがする。葉も大きく夏は役に立つ日陰をつくる。小ぶりの雨なら雨宿りができる。


 







 

 

 

 

 

 

 

 

Khaya senegalensis (非洲楝)

この木の幹の樹皮はおもしろい模様があり、かなりトレース(鉛筆でコピー)したことがある。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 Khaya senegalensis (非洲楝)の幹の樹皮

 

 

sptt

 

 

Friday, February 26, 2021

ジャケツイバラ

少し前にサルトリイバラ科(またはユリ科)のサルトリイバラ(猿捕茨)を取り上げたが、今度はジャケツイバラ(蛇結茨)を取り上げる。香港の花はBauhniea で科名の Caesalpiniaceae にはなじみがあったが、これが日本語の科名ではジャケツイバラ科というのはこれまで知らなかった。Caesalpiniaceae(科名)のなじみは Caesar (シーザー)に似ているからだが、これはまちがい。Caesalpiniaceae(科名)はイタリアの植物学者 Andrea Cesalpino の名前からきているということだ。ジャケツイバラ科とCaesalpiniaceae とでは海と山ほどの違いがある。

Wikiでは


ジャケツイバラ科 (Caesalpiniaceae) はマメ科に近縁な科。クロンキスト体系では独立の科とするが、新エングラー体系ではマメ科に入れてジャケツイバラ亜科 (Caesalpinioideae) とする。APG植物分類体系ではマメ科の一部で、ジャケツイバラ亜科 (Caesalpinioideae) は認めているがハカマカズラ属などを含まない。

特徴

果実はマメ科と同様の豆果。 花は左右相称で、5枚の花びらが大きく開いて目立つものが多いが、一部(ハナズオウなど)はあまり開かず不完全な蝶形花になる。葉は単葉または羽状複葉。多くは木本で、つる性のものも多い。150属2200種ほどからなり、熱帯・亜熱帯に多く分布する。日本にはジャケツイバラサイカチカワラケツメイハカマカズラなど数種が自生する。

とあり、 <150属2200種ほどからなり、熱帯・亜熱帯に多く分布する>、<日本にはジャケツイバラサイカチカワラケツメイハカマカズラなど数種が自生する>で2200種のうち数種しかないのでなじみは薄い。またその数種の中のジャケツイバラが2200種もある科の科名(亜属名)に使われているのだ。名前からジャケツイバラもバラまたはイバラを連想させる。漢字名は<蛇結茨>で、蛇結は蛇(ジャ、へび)がトグロを巻いている様子、イバラは<トゲ>がある(目立つ)ことによる。衣服のジャケツ(もう古語だ)は関係ない。<蛇結>は聞いてもピンとこないが蛇の目、蛇口(じゃぐち)、蛇腹(じゃばら)は耳できいてわかる。<蛇結茨>は和製漢語+和語(いばら)の名で、中国では<雲實>という。雲實は亜科名、属名にもなっているので、中国では代表種なのだろう。ややこしくなるが(特に理解したり、覚えたりする必要はない)

ジャケツイバラ(種) = 雲實 (種)

一方ジャケツイバラ科 (Caesalpiniaceae)の中国名は、独立の科とした場合は蘇木科となる。ところが蘇木と言う種があり、 

Wiki


蘇木(学名:Biancaea sappan)為豆科雲實屬的植物。又名蘇方蘇方木蘇枋木蘇枋紅紫赤木。多分布在東南亞和中國南部一帶。

スオウ(蘇芳、蘇方、蘇枋)は、マメ科ジャケツイバラ亜科の小高木。インド、マレー諸島原産。


中国名の蘇方はsappan の音訳ということだ。蘇方(スホウ)が<スオウ>になったということか。<スオウ>というには聞いたことがある。蘇芳色。小学生のときのクラスに<すおう>という姓の生徒がいたような記憶があるが漢字は覚えていない。

つまりは独立の科とした場合は

Caesalpiniaceae -ジャケツイバラ科 - 蘇木科

マメ科の亜科とした場合は

Caesalpinioideae -ジャケツイバラ亜科 - 蘇木亜科または雲實亜科

種のジャケツイバラは 

Biancaea decapetala (or Caesalpinia decapetala)- ジャケツイバラ - 雲實

 となる。

ジャケツイバラ科 (Caesalpiniaceae) あるいはジャケツイバラ亜科 (Caesalpinioideae) の主な分類群

Wiki

 ”

Caesalpinieae ジャケツイバラ連

Cassieae カワラケツメイ連

Cercideae ハナズオウ連

Detarieae デタリウム

日本ではなじみがないのが多いが亜熱帯の香港ではいろいろな<5枚の花びらが大きく開いて目立つものが>が見られる。

代表は香港の花 Bauhinia だ。

上記のリストでは

Bauhinia ハカマカズラ属

の二つだけ紹介されているが、いろいろな Bauhinia が見られる。B(auhinia) blakeana はハイブリッドの園芸品種で実(さやつきのマメ)がならない。B. japonica ハマカズラというのは見たことがない。だが蔓(かずら)性の似たようなのものはある。

Wiki中国語版では

本属中有3个种的中文名经常被混淆导致混乱,以下為它們在兩岸三地較常用的中文俗名:

学名 中国大陆 香港 台湾
Bauhinia purpurea 羊蹄甲 红花羊蹄甲 洋紫荆
Bauhinia variegata 洋紫荆 宫粉羊蹄甲 羊蹄甲
Bauhinia × blakeana 红花羊蹄甲[8] 洋紫荆 艳紫荆

香港での名前を使うと


1) Bauhinia blakeana - 洋紫荆
















 

 

 

 




2) Bauhinia purpurea - 红花羊蹄甲

学名のpurpurea からすると紫(purple)で実際紫っぽい色の花だ。<羊蹄甲>は羊(ひつじ)の蹄(ひづめ)の甲(手指或腳趾上的角質硬殼でツメのことだ)。蹄甲で<ヒヅメ>となるか?これは独特な葉の形が羊(ひつじ)の蹄(ひづめ)に似ているからだ。香港人の友人によると<読書葉>という俗称がある。これは本を開いた状態の形。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3)  Bauhinia variegata - 宫粉羊蹄甲

<宮粉>はピンクだと思うが実際はうす赤紫か。





 

 

 

 

 



 

  

 

 

 

 

 

 

 

 


 

4) Yellow Bauhinia

 花はなぜか少なくしかも小さい。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


5) White Bauhinia



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この写真、拡大しておしべの根元をよく見ると<オシベが花びらに変型していった>ことが想像できる。これは教科書(図鑑)に書かれているが八重咲きのハイビスカスではもっとよくわかる。


 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


6) 蔓性のBauhinia corymbosa



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 Caesalpinia pulcherrima オウコチョウ(黄胡蝶)

 オウコチョウがすぐには<黄胡蝶>にむすびつかない。モンシロチョウならはじめて聞いても推測がつく。花は蝶に似ているが、花(びら)の色は<each flower with five yellow, orange, or red petals.>で黄色とは限らない。中国名は紅蝴蝶。

 Common English names for this species include poinciana, peacock flower, red bird of paradise,etc. (Wiki)

少しうきよ離れした花の恰好ではある。

pulcherrima は pulcherrimus (superlative of pulcher = beautiful) で pulcherの最上級女性単数形形容詞。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナンバンサイカチ(南蛮皀莢、学名:Cassia fistula、英:Golden shower)は、インド、スリランカ、ミャンマーが原産のマメ科落葉樹で、黄色い5弁の花を付ける。満開の時期には、まるで黄色いシャワーを浴びているようなところから、ゴールデン・シャワーまたはゴールデンシャワー・ツリーの別名を持つ。 

皀莢をサイカチと読めるひとはまずいないだろう。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



Cassia fistula、英:Golden shower 

中国名はいろいろある。

阿勒勃學名Cassia fistula梵語आरग्वधāragvadha;《本草拾遗》),讹作阿勃勒(《本草纲目》;台湾通称),又称波斯皂莢(《酉阳杂俎》)、婆羅門皂莢(《本草拾遗》)、腊肠树(《中国植物志》;大陆通称)、豬腸豆(香港通称)、南蛮皂荚(日本通称)、長果子樹牛角树等,或据英语golden shower译作黃金雨金急雨,是一種豆科蘇木亞科的植物。

別のポストでスケッチをたくさん載せている。一時感動してたくさんスケッチした。

Cassia fistula, known as also the golden shower tree and 腊肠树 (sausage tree) in Chinese
https://www.blogger.com/blog/post/edit/3230820526016150653/196752801430620682

 

さて皀莢はなじみがないが上のリストにあるが独立して

というのがある。

Wiki

"
サイカチ(皀莢、皁莢、学名:Gleditsia japonica)はマメ科ジャケツイバラ亜科サイカチ属の落葉高木。別名、カワラフジノキ。漢字では皁莢と表記するが、本来「皁莢」はシナサイカチを指す。幹に特徴的な棘がある。
(中略)
和名サイカチは、生薬のひとつである皀角子(さいかくし)に由来し、「皀」は黒、「角」はを表わしている。中国名は、山皂莢である。
"

山皂莢の<皂>に注意。

<「皀」は黒>であれば莢(さや)が黒くなるので(実際見たことがある)いい。だが「角」は<トゲ>だろう。また<「皀」は黒>もクエスチョンマークだ。 

一方中国語版Wikiは

"

中国語版Wikiでは


皂荚(学名:Gleditsia sinensis),(英文名稱:American Honeylocust、Bigspine Honeylocust,、Common Honeylocust、Chinese Honey Locust、China Honeylocust、Chinese Locust、 Chinese Soap-pod Locust、Sweet Locust ,別稱 皂角(中国高等植物图鉴)、etc.

"

で<幹に特徴的な棘がある>で印象的。これも(トゲ)見たことがある。日本語版の<皀>と中国語版の<>は字が違い発音も違う。石鹸(せっけん)は中国語で<肥皂(feizao)>という。皂荚(学名:Gleditsia sinensis)はムクロジとおなじでサポニンがあり石鹸代わりになる。

<皀>の字を中国版ネットで調べてみると

 皀  jí

 ◎ 稻穀的香氣

其它字義

   bī  

 ◎ 粒;一粒。

一方<皁>の字は

 皁 zào
  1. 黑色。如:「皁白」。《玉篇·白部》:「,色黑也。」

 とある。

zao が<サイ>の変わった可能性はある。

一方<生薬のひとつである皀角子(さいかくし)に由来し>をチェックしてみると<角子>は音読みでは<カクシ>だが<カクチ>と聞こえるは言葉で輸入されたのではないか?かくして<サイカクチ>が<サイカチ>になった。

という説はどうか?

 もう一つ

Cassieae カワラケツメイ連

これもややこしい。なぜなら

Cassieae がカワラケツメイ連は

Cassia ナンバンサイカチ属

Chamaecrista カワラケツメイ属 そしてその下に種の Chamaecrista nomame カワラケツメイ

がある。

種のカワラケツメイは

Wiki

カワラケツメイ(河原決明、学名:Chamaecrista nomame)はマメ科ジャケツイバラ亜科カワラケツメイ属一年草。まれに多年草となることがある。別名ネムチャノマメマメチャなどとよばれる。黄色い5弁花を咲かせる河原などに生える植物で、果実を含む全草が漢方として用いられ、葉や果実は健康茶として利用される。

<河原(カワラ)>はやまとことば(かわはら)+中国語<決明(けつめい)の組み合わせ。したがってChamaecrista =決明となりそうだが

中国の決明は種-決明(学名:Senna obtusifolia)でもあるが属名でもある。したがってSenna=決明となる。

Chamaecrista は中国では(Wiki)

"

山扁豆屬(學名Chamaecrista)又名假含羞草屬,是豆目豆科的一屬。

分類

本屬屬於蘇木亞科決明族决明亚族。過去,本屬與決明屬Senna)均被歸類於阿勒勃屬Cassia),中文名為“決明屬”,但現已知本屬是決明屬的旁系群,而阿勒勃屬是决明亚族的基群

"

で主流ではない。主流は決明で Senna またはCassia なのだ。

決明屬(学名:Senna)又名黃槐屬,是豆科決明族的一植物。




 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

多分 Senna alata 翼柄决明

  

Delonix ホウオウボク属  

D. regia ホウオウボク(鳳凰木)

ホウオウボク(鳳凰木、Delonix regia)は、<ホウオウ>と耳で聞いただけだはわからないが、漢字名が示唆するように(大きな鳥か)目立つ大きな木で、濃いオレンジ色の大きな花、大きく硬い鞘(さや)の実(マメ)をつける。中国の鳳凰(phoenix)はオレンジ色のようだ。高いところに目立つ大きな花をつける大木ということでは<ノウゼンカズラ>のポストで紹介した<火焔木>に匹敵する。ビクトリア公園にはいずれも名札付きで大きなのがある。































黄槐决明(学名:Senna surattensis),又称为黄槐


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Senna surattensis

この花は花期が長く、また<絵になる>のでスケッチは多い。

 

sptt


 



Sunday, February 21, 2021

ウルシ


ウルシは木の名前であるが、同時に漆(うるし)塗りのウルシ。もとは同じというか、どちらが先か? Wikiでは


ウルシ(漆、学名: Toxicodendron vernicifluum、英: Lacquer tree) は、ウルシ科ウルシ属の落葉高木。  


と名前は一貫しておりウルシが代表種(しゅ)だ。高木とあるが高木はこれまで見た記憶がない。実際にはあまり見たことはないが、紅葉が美しい記憶と重なって<これがウルシの木だ>という記憶がある。また母は<ウルシの木はかぶれる>と言っていた。

Toxicodendron Toxic(毒) + dendron(木、ギリシャ語) という意味だ。 

さて<うるし>というやまとことばだが、<うる、うれ>関連では

うるさい
うるわしい
うれい
うれしい

と相反するような意味の語がまざっている。

うるう
うるむ
うるおい
うるおす

というグループもある。

<うるし>は多分<肌がかぶれれるとやっかい(うるさい)>なので<うるさい(うるさし)>関連語由来だろう。 

<うるす>という動詞は今はないが。むかしはあったのではないか?意味は<うるさくする>、あったとすると、5段(古語は4段)活用で

うるさない
うるして
うるす
うるせば

で<うるし>は連用形形となり、連用形の体言(名詞)化で<うるし>が使える。冒頭に

<ウルシは木の名前であるが、同時に漆(うるし)塗りのウルシ。どちらが先か?>

と書いたが はじめは動詞の<うるす>だろう。ウルシの木は<うるす(かぶれさせる、やっかいをおこす、うるさい)>ので<うるし(の木)>になった。漆塗りのウルシはあとだろう。

<うるす>はまたまたむかしの動詞<うる>+使役の<す>とも考えられる。または体言の<うる>+<す>とも考えられる。 動詞<うる>の意味は<やっかいになる>、<やっかいがおきる>で自動詞。体言の場合<うる>の意味は<やっかい>。

やっかいな木では、シソ科クサギ属のクサギ(臭木)、ニガキ科ニガキ属の二ガキ(苦木)がある。

一方<うるわしい(昔は<うるはし>)>は<見目麗し(みめうるわし)>で<美しい>の意だ。始めに書いたがウルシの紅葉は(見た記憶は少ないが)記憶に残る美しさだ。 

うるわしー>ウルシ

の単純な変化かもしれない。


ウルシ科 Wikiの冒頭の解説は

"

ウルシ科Anacardiaceae)は、双子葉植物に属する科で、約83860ほどを含む。日本にはウルシやヌルデ、ハゼノキなどが自生する。ウルシ以外にも、マンゴーやピスタチオ、カシューナッツなど経済的に重要な植物を含む。学名のAnacardiaceaeはカシューナッツをタイプにしている。牧野 (1940) はヤマハゼの別名から和名をハゼノキ科としている。
"

ウルシ科の主な属には(Wiki)



がある。聞きなれない名前が多い。

チャンチンモドキは香椿擬

チャンチンは

チャンチン(香椿、学名:Toona sinensisセンダン科の落葉高木。中国中部・北部原産。(シノニム:Cedrela sinensis)  (Wiki)

でツバキ科のツバキ(椿)は関係ない。香椿をなぜ<チャンチン>と言う(呼ぶ)のわからない。

ヌルデ、ハゼノキは聞いたことはあるが見た記憶はない。

 

日本ではマンゴープリンが人気があるようだが、材料はマンゴ-の果実。味は南洋の果物の味のひとつで好き嫌いがあろう。香港ではマンゴ-の木と実は街中の大きな公園でも見られる。同じ南洋の果物パパイヤ(木瓜)の木(成長がはやく、どんどん上に伸びていく)と実は街中や郊外でもっと頻繁に見られる。


 

 

 

 

 

 

 

 

 





Mangifera indica、マンゴー の果実。これは真下から見たもの。

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Mangifera indica、マンゴー の花。花の盛り。小さい花が無数にある。花のまわりをたくさんの蝶が飛び交っている。















Mangifera indica、マンゴー の花。クローズアップ。同じ木にめ花とお花がある。

 

 

sptt





Thursday, February 18, 2021

アカネ(4)-へクソカズラ

 

<へクソカズラ>は数あるや>とことばの草木の名前のなかで最高の出来(でき)ではないかと思う。 Wiki では

ヘクソカズラ(屁糞葛、学名: Paederia scandens)は、アカネ科ヘクソカズラ属の蔓(つる)性多年草で、やぶや道端など至る所に生える雑草。

(中略)

英語では、スカンク・ヴァイン(Skank vine:スカンクの蔓の意味)、スティンク・ヴァイン(Stink vine:臭い蔓の意味)といい、中国植物名では鶏屎藤(けいしとう)とよばれる。 

” 

という解説があり、<へクソカズラ>の名前は引けをとらない。

scandens は Wiki Dictionary では

scandō (present infinitive scandere, perfect active scandī, supine scānsum)

  1. I climb, ascend, mount

 の関連語で<臭い>の意味はない。




 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

香港で見つけたへクソカズラ(少なくとも2か所で時をへだててよく見た記憶がある)

 

sptt

Wednesday, February 17, 2021

クサギ


クサギは<臭木>でやまとことばだ。クサギ(臭木、Clerodendrum trichotomum)は種(しゅ)名でクサギ科という科はない。だがクサギ属(Clerodendrum)というのはある。だ。クサギ属は

Wiki の冒頭の紹介文では


クサギ属 Clerodendrum L. はシソ科の樹木の属。かつてはクマツヅラ科とされた。萼から長く伸び出す長い筒部を持つ花冠と更にそこから伸び出す雄蘂と雌しべを持つ。

とあるが、この変更は徹底、完了していないようだ。中国語では大青という種があるが日本のクサギとはやや違う。また属名は大青属と言う。 だが混乱しているというか少しややこしい。

クサギ(臭木、Clerodendrum trichotomum)のWiki 中国語版は


海州常山(學名 Clerodendrum trichotomum)又名臭梧桐,是一種馬鞭草科灌木

 ”

馬鞭草科クマツヅラ科)となっている。臭梧桐の字は見たことがあるような気がする。海州は地名。常山というのは花で(もともとは山の名前か)、海州も常山も日本人にはなじみはないだろう。したがって海州常山はますますなじみがないだろう。だがこれが日本のクサギ(Clerodendrum trichotomum)なのだ。海州のない常山は

Dichroa febrifuga (Chinese: ) is a flowering plant in the family Hydrangeaceae.  (Wiki)

でアジサイのグループ。香港植物公園でみたことがある。実際花はうす青紫のアジサイのような花だ。科が違うのだが、常山とクサギの似ているところをさがせば、ごく大まかに言って、どちらも小さい花がまとまって半球状に咲くことと葉が大きいことだ。だがクサギの方は<萼から長く伸び出す長い筒部を持つ花冠と更にそこから伸び出す雄蘂と雌しべを持つ>のに対して常山の方はアジサイと同じでこのクサギのこの花の特徴はない。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Dichroa febrifuga (常山) 


クサギ属(Clerodendrum)のwiki中国語版は

大青属(学名:Clerodendrum)或海州常山屬是唇形目唇形科的植物,本屬在1990年代之前,傳統上被歸類到馬鞭草科。多數種類是重要的草藥,其特殊的花形態亦是常見的園藝品種

となっている。ここでは大青属は唇形科シソ科)になっている。Clerodendrumクサギ属のWiki の説明は日本語版が一番詳しい。おそらく海州常山屬というのは中国でもなじみがなく普通は大青属だろう。この大青属の中に大青(学名:Clerodendrum cyrtophyllum)がある。クサギ(Clerodendrum trichotomum)ではない。このほかxx大青というのがいろいろある。<xx大青>の多く<Clerodendrum xxxx>だ。

繰り返しになるが、Clerodendrumクサギ属、 大青属(または海州常山)というのが属名だ。クサギ科、大青科というのはない。名前のつけ方はおもしろく

Clerodendrum:

https://www.dictionary.com/browse/clerodendrum

Origin of clerodendrum

<New Latin (Linnaeus), equivalent to Greek klēro- (combining form of klêros lot, chance) + déndron tree; allegedly so named in reference to the varying uses of its species, some being medicinal, some poisonous

ちょっとわかりにくい。Wiki の Clerodendrum (属)では

History
Clerodendrum
was named by Linnaeus in Species Plantarum in 1753.The name is derived from two Greek words, kleros, meaning "chance or fate" or "clergy", and dendron, "a tree". It refers to the considerable variation in reports of the usefulness of Clerodendrum in medicine and also to the fact the trees were used for religious purposes in Asia.


となっている。簡単にはクサギ(臭木、Clerodendrum trichotomum)のWiki の説明の中に
 
 ”

Clerodendrum is derived from Greek, and means 'chance tree'.

Trichotomum is also derived from Greek, and means 'three-forked' or 'triple-branched'.
 
 ”
と言うのがある。
 
クサギ:臭木 - 文字どおり<臭い木>。Wiki では
 
葉に悪臭がある事からこの名がある。

 
これはかなり前だが記憶がある。

大青: 本植物因「莖葉皆深青,故名大青」(本草綱目)(注)

写真では確かには葉と葉柄は緑(ふかみどり)のこと)だが枝は緑ではない。葉と葉柄が緑色なのは他にもたくさんあるだろう。

 さて以下は香港で見られる(これまで見たことのある)クサギ属の草木。多くはClerodendrumxxxx だ。Clerodendrum というのは少し長いが覚えやすい名前だ。

 

1) Clerodendrum thomsoniae  

英語名: bleeding glory-bower、bleeding-heart vine

日本語名:ゲンペイクサギ、Clerodendrum thomsoniae はシソ科の蔓性低木。花が美しいために栽培される。萼が白で花冠が赤いことからこの名がある。
中国語名:龍吐珠(植物園の名札)、爬藤大青(ネット上ある)

<好像傳說中的怒龍噴火焰的形狀,故得「龍吐珠」花名。>という説明があるが、そのままでは<龍吐火>、<龍吐炎>だ。中国名の龍吐珠はまちがいだろう。クサギと同じような実はできるが外からはよく見えず、目立たないようだ。





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
Clerodendrum thomsoniae


2) Clerodendrum japonicum

日本語名:ヒギリ Clerodendrum japonicumシソ科の低木。花が美しいことから古くから栽培されてきた。和名は緋桐で、別名にトウギリ(唐桐)がある。 緋桐は漢字で見る分にはいいが耳で聞くヒギリはすぐにはピンとこない。
中国語名:赪桐又名龍船花(龍船花はアカネ科にも龍船花というのがあり、<アカネ-3、サンタンカ(山丹花>のポストでとりあげた)。

赪:拼音:chēng 【形】. 浅红色。なぜか英語訳は<deep red>になっている。写真で見たかぎりでは、時期にもよるが緋色、深緋色といったところだ。
 



 
 
 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 似ているので<未確認だが多分 Clerodendrum japonicum>としたが、香港植物園の名札ではClerodendrum splendens>となっいる。中国名は上の「龍吐珠」に<紅>がついた「「紅龍吐珠」。


 



 

 

 

 

 

 

 



これも名札では Clerodendrum splendens だが小ぶり。小ぶりだが美しい花だ。



3) Clerodendrum chinense
日本語名:不詳

英語名:Fragrant Glorybower, Fragrant Gloryberry
中国語名:重瓣臭茉莉, 臭茉莉, 臭牡丹

これははじめて見たときに葉っぱは大いにちがうが花は白色でジャスミン、牡丹ではなくバラに似ているのに感心し、スケッチしたことがあるがスケッチがみつからない。名札に英語の方は<Fragrant>、中国語の方は<臭>の字があったのでにおいもかいでみた。記憶ではいい香りでもないが臭(くさ)い、いやなにおいでもなかったような気がする。

 

 4) Clerodendrum paniculatum

日本語名:不詳
中国語名:円錐大青





 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 Clerodendrum paniculatum

ネット上の花は赤いのが多いが、スケッチしたのは黄色。

 

5) Clerodendrum ugandense (Rotheca myricoides )

日本語名:不詳
中国語名:藍蝴蝶

花は中国語名:藍蝴蝶のとおり。またClerodendrum の特徴である<萼から長く伸び出す長い筒部を持つ花冠と更にそこから伸び出す雄蘂と雌しべを持つ>


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Clerodendrum ugandense (Rotheca myricoides )

 

以上のようにClerodendrum の花は繰り返しになるが<萼から長く伸び出す長い筒部を持つ花冠と更にそこから伸び出す雄蘂と雌しべを持つ>花で特徴的だ。なぜかこの花の特徴が名前に関係せずClerodendrum、クサギ、大青とよばれている。

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(注)本草綱目は漢方薬本の本家のようだが、実際(図入り口語版)を読んでみると薬としての効用の説明の前に名前の由来の説明がよく出て来る。これはそれこそ星の数ほどある現代中国の漢方薬本、さらには半分漢方薬本になっている植物図鑑にはないことで、本草綱目作者の見識の高さがうかがえる。


sptt



Tuesday, February 16, 2021

アカネ(3)-サンタンカ(山丹花)

 
始めの<アカネ>のポストで

アカネ科は超大家族で<約600属10,000種以上を含む大きな分類群>(Wiki)。名づけの選択肢があまりにも多いので、これはおそらくラテン語学名を踏襲したものだろう。

と書いた。 龍船花はアカネ科の園芸品種で公園でよく目にする。これまで香港で目にするのは名札にある中国名の<龍船花>で花にあまり目はいかなかった。英語名はIxora chinensis。Wikiで<龍船花>を日本語版にすると<サンタンカ>がでてくる。科名はアカネ科でいいが、属名や種名はラテン語学名、英語、中国語、日本語では混乱している。

ラテン語学名  Rubiaceae - Ixora -Ixora chinensis (なぜかcinensis でない)

英語名  (Rubiaceae - Ixora -) Chinese Ixora (これとは別に West Indian Jasmine がネット上にあるが、取ってつけたような名だ。)

中国語名   茜科 - 仙丹花属(龍船花属) - 仙丹花(龍船花)

日本語名   アカネ科 -  サンタンカ属 - サンタンカ

Wiki サンタンカの解説。


サンタンカ Ixora chinensis Lam. はアカネ科の低木。赤い花を多数纏(まと)めてつけ、非常に美しい。沖縄には古くに入り、沖縄と九州の一部では野生化している。 

名の由来

名前は、サンタンカは山丹花、別名をサンダンカ(三段花)といい、福岡(1997)はその由来は不明としている。三段花については佐竹他(1997)は当て字であろうとしている。

天野(1982)は、昔、南中国の奥東潮州の黄という婦人がおり、彼女が潮州の仙丹山を通る際に簪を落とし、それがこの花に化し、それ以降仙丹山にはこの花が多い、という伝説を紹介している。

現在では同属の多くの種が持ち込まれて流通しているため、園芸方面では学名仮名読みのイクソラがよく通じるという

サンタンカは知らなくてもイクソラなら知っているかもしれない。またこの伝説からすると<山丹花>ではなく<仙丹花>が適当だろう。<赤い花を多数纏めてつけ、非常に美しい>とあるが、人によるだろう。上にも書いたが<花にあまり目はいかなかった>のは<赤い花を多数纏(まと)めてつけ>は確かだが<非常に美しい>とは思わなかったためだろう。だがこの花はよく見かける。名前の龍船花(の名札)もよく見るが耳で聞いたことはほとんどない。よく見かけるのは花期が長いかあまり世話がかからないのかもしれない。

一方<仙丹花>という名札はほとんど見ない。香港植物公園にある白仙丹(Ixora parviflora)には名札があり(多分花に香リもあったので)前にスケッチしたことがある(2020年7月)。

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 白仙丹(Ixora parviflora)

 中国語版Wiki仙丹花では


仙丹花(学名:Ixora chinensis)又稱為仙丹花山丹花龍船花,其他還有紅繡球、買子木、賣子木、三段花等別名,英文名稱為Chinese ixora。

20-30朵聚生的小花整體呈現一個大圓球狀,花團錦簇,形似繡球所以別稱為「紅繡球」。也因為原產於中國華南的山丹山而聞名,所以又名「山丹花」。至(中略)。在日本t的沖縄因為此花的花期一年有三次,加上花梗為三段是重疊的狀態,所以也有「三段花」的別稱。

とある。


紅繡球、山丹花、三段花の説明はこれでいいとして龍船花、買子木、賣子木の説明がない。


さらにネットで調べてみると


https://blog.xuite.net/alfacity/alfacity/166817090


仙丹花名字的由來:

傳說古時有一對住在深山的母子,母親體弱多病,兒子每晨去山中採藥為母治病,直到以仙丹花為藥,才將母親的病治好,故得此名。仙丹花有修仙煉丹的意思,所以略有規模的廟宇,都植有數十年以上的老仙丹花。中國古籍描述仙丹花有續絶、安胎的療效,買此藥服用可生育子息,如買子般,因此又稱買子木。 

” 

というのがある。これでは仙丹花が先にあったことになってしまうが、まあいいとして<仙丹(花)有修仙煉丹的意思>ということだ。仁丹という<おまじない薬>みたいなのがある。残るは龍船花だ。

今回やまとことばではないが、この花がなぜ<龍船花>なのかを調べてみた。見直すため実物を観察し、スケッチもした。<龍船花>の由来は日本での<山丹花>と同じくよくわからない。<龍船>は旧暦の端午の節句(5月5日)に行われる龍船賽(ドラゴンボートレース)の<龍船>以外に思い浮かばない。中国人も同じようで<龍船花>は龍船賽(ドラゴンボートレース)の時期に満開になり、その様子(満開)はドラゴンボートレースのように華(はな)やさ、にぎやかさから名づけられた、という取ってつけたような説明がある。実物を観察し、スケッチをしているうちに発見したのは、龍船花の花ではなく、個々の小さい花はもちろん、ひとかたまりになった花とくらべてても見劣りしない大きめの<葉っぱの美>だ。この<葉っぱの美>とその中にある花 、かたまりの花々を総合して全体的にみると龍船賽(ドラゴンボートレース)の華(はな)やかさ、にぎやかさは感じようとすれば感じとれる。だが相当無理がある。花だけではダメだ。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Ixora chinensis


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

赤以外に黄色っぽい白(白っぽい黄色い)の花もある。

ついでにもう一つ加えておく。初めて見たときは龍船花の一品種と思ったが、何度か目に名札をよく見て観察すると龍船花に少しにているが、花の色がピンクでひかえめ、、葉も龍船花より目に見えて小さく長細い。龍船花にはないひかえめな美があるのを発見した。名前は Rondetia leucophylla で名札の中国語名は<銀葉朗得木>で<朗得>は Rondetia の音訳だ。日本語名はまだないだろう。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Rondeletia leucophylla、 銀葉朗得木


https://www.chicagobotanic.org/plantcollections/plantfinder/rondeletia_leucophylla--panama_rose

Rondeletia leucophylla
Panama Rose

Description

Though its common name is Panama rose (Rondeletia leucophylla), this plant is actually a native of Chiapas, Mexico. This large, bushy, 5-foot-tall shrub produces massed clusters of bright pink, star-shaped, tightly packed, tubular blooms virtually all year when grown as a container plant or in the ground in a frost-free conservatory. Cultivated in the southern United States, the flowers' nectar attracts both hummingbirds and butterflies, but interestingly, the flowers don't become fragrant until after the sun goes down, suggesting that it also may be pollinated by moths. This feature is an added bonus for those who sit in the garden in the evening, where they can enjoy the Panama rose's sweet fragrance. Grow this plant in full sun with moderate moisture.

 

sptt

Tuesday, February 9, 2021

サトイモ、ヤマノイモ

 

前回のポスト<ガガイモ>でサトイモ(科)、ヤマノイモ(科)について触れたがやまとことばの科名なのでもう少し詳しくチェクしてみる。サトイモ科には<ノ>がないが、ヤマノイモ科には<ノ>がある。些細なことのようだが、おもしろい。またサトは里でヤマ(山)との対比になっているところがいい。ラテン語学名、中国語学名ではそうはいかない。個人的には科名はサトイモ科よりサトノイモ科がいいような気がする。

サトイモ科 - ラテン語学名:Araceae、 中国語学名:天南星科    
ヤマノイモ科 -ラテン語学名:Dioscoreaceae、 中国語学名:薯蕷科

1)サトイモ科

日本語はサトイモで、中国語は天南星で統一されているが、ラテン語学名は Ara、Ari、Aro、Aru といろいろあり、よくわからない。

Aroideae サトイモ亜科
Colocasia サトイモ属
C. antiquorum ヤマサトイモトウノイモエビイモ
C. esculenta タロイモサトイモヤツガシラミズイモなど

Aroideae is a subfamily 天南星亞科
天南星属(学名:Arisaema)
天南星(学名:Arisaema heterophyllum)是天南星科天南星属的植物。
疆南星属(学名:Arum)是天南星科下的一个属
Arum xxxx

サトイモ科のなじみのある花、食べ物、観葉植物。

1)花

ミズバショウ

実際に見たことはない。” ミズバショウ(水芭蕉)は、その葉の様子が芭蕉を連想させることから水辺に咲く芭蕉の意” とある。Wikiの解説では北方の産だ。芭蕉はバナナのような植物だ。学名は Lysichiton camtschatcensis。似て非なるのにPeace Lilyというのがある。日本語版Wikiの解説

スパティフィラム属学名Spathiphyllum)は、サトイモ科の属の一つ。30種程度が知られる。

分布は中央アメリカ南アメリカ熱帯域が中心だが、東南アジアにもいくらかの種が成育する。主に森林湿地に自生する。 


香港はは亜熱帯にあるので、香港でみられるのはこのPeace Lilyの類だろう。


 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

Peace Lily

 

アンスリウム属(Anthurium

香港では名前は花燭(屬)であちこちで見られる。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

Anthurium andraeanum

 

馬蹄蓮(属) (学名:Zantedeschia

 

馬蹄蓮(属) (学名:Zantedeschia)と思われる花のスケッチ。英語名は calla lily and arum lily でLily(ゆり)の名がついている。calla の意味は不明。相応する日本語は


オランダカイウ属Zantedeschia)はサトイモ科の一つ。サンテデスキア属ともいう。南アフリカが分布の中心。

この属の植物は、仏炎苞や葉が美しいものがあり観葉植物として栽培されるものがあり、園芸ではカラー (calla) またはカラーリリー (calla lily) と呼ばれる。古くは「海芋」「海宇」(かいう)といった。

 ” 

この科の特徴のペニス状の突起が横からはみえず、余計な想像が働かない。確かに<仏炎苞や葉が美しい>。白が本家のようだが、色がついているので、多分モモイロカイウ Z. rehmannii と キバナカイウ Z. elliottiana。


 

 

 

 

 

 

 

 


 











 


<この科の特徴のペニス状の突起が横からはみえず、余計な想像が働かない。>に関連しては下記の属がある。

Amorphophalus  コンニャク属

コンニャクは蒟蒻と書くが、この属の中国名は<魔芋属>というおもしろい名前がつている。また


蒟蒻(學名:Amorphophallus konjac),天南星科魔芋屬,多年生宿根性塊莖草本植物。一方中国では蒟蒻科(中国版Wiki)



でサトイモ科(天南星科)のコンニャク属の蒟蒻(學名:Amorphophallus konjac)と言うことだ。

一方

蒟蒻薯科(学名:Taccaceae)、蒟蒻薯属というのがある。(百度) 蒟蒻薯属は場合によっては後からでてくるヤマノイモ科(薯蕷科)の蒟蒻薯属。(Wiki)

という分類もある。

さてラテン語のAmorphophalus だが、意味は

Amorphophallus,-i (s.m.II): “Gr. amorphos, shapeless or deformed; phallus; penis. (Araceae) (Stearn 1996).

蒟蒻の方は

 jǔ

  1. 〔~蒻〕a.多年生草本植物,地下莖爲球狀,可食,亦可制澱粉;b.這種植物的地下莖。均亦稱“蒟頭”、“魔芋”。


なので<蒟>の一字で植物<蒟蒻>のことだ。

蒻 ruò

の意味ははいろいろあるが

[名] 荷莖下部深入泥中的部分。《廣韻.入聲.藥韻》:「蒻,荷莖入泥之處。」

が適当のようだ。
 ruò という発音は現代北京語で昔日本に耳で聞いて輸入された時は<ヤク、ジャク>だったのだろう。

 


2)食べ物

サトイモ Colocasia esculenta

(学名:Colocasia esculenta)或芋艿,俗稱「芋頭」,為天南星科芋屬(Colocasia)植物

 

3)観葉植物

サトイモ科の観葉植物は多い。何、どれが<観葉>は主観的な要素が多い。

ポトス 

Wiki

ポトス(Pothos、学名:Epipremnum aureum)は、サトイモ科エピプレムヌム属(和名:ハブカズラ属)の植物の一種。(シノニム:Rhaphidophora aurea, Scindapsus aureus)。かつては「ポトス属」に分類されていた名残で、園芸名はポトスと言われている。和名は、オウゴンカズラ(黄金葛)。


オウゴンカズラ(黄金葛)。響きはいいがは聞いたことがない。香港ではあちこちで見られる。人の手間がかかっていない野生も多い。野生は概して大きい。


2)ヤマノイモ科

とろろ芋は食べたことがあるが植物は見たことはないので省略。前回のポスト<ガガイモ>で

<薯>の一字だけでは

「薯」是植物名,即薯蕷,又名山藥。

で薯蕷(ヤマイモ)のことのようだ。念にため<蕷>の一字だけで調べてみたが

 植物名,即薯蕷,又名山藥。

とでてくる。

やまとことばで<里イモ>と<山イモ(なぜかヤマノイモ科)>で大別しているのは悪くない。中国では芋あるいは芋頭がサトイモ、薯あるいは薯蕷がヤマイモだ。

と紹介した。 


sptt