始めの<アカネ>のポストで
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アカネ科は超大家族で<約600属10,000種以上を含む大きな分類群>(Wiki)。名づけの選択肢があまりにも多いので、これはおそらくラテン語学名を踏襲したものだろう。
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と書いた。 龍船花はアカネ科の園芸品種で公園でよく目にする。これまで香港で目にするのは名札にある中国名の<龍船花>で花にあまり目はいかなかった。英語名はIxora chinensis。Wikiで<龍船花>を日本語版にすると<サンタンカ>がでてくる。科名はアカネ科でいいが、属名や種名はラテン語学名、英語、中国語、日本語では混乱している。
ラテン語学名 Rubiaceae - Ixora -Ixora chinensis (なぜかcinensis でない)
英語名 (Rubiaceae - Ixora -) Chinese Ixora (これとは別に West Indian Jasmine がネット上にあるが、取ってつけたような名だ。)
中国語名 茜科 - 仙丹花属(龍船花属) - 仙丹花(龍船花)
日本語名 アカネ科 - サンタンカ属 - サンタンカ
Wiki サンタンカの解説。
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サンタンカ Ixora chinensis Lam. はアカネ科の低木。赤い花を多数纏(まと)めてつけ、非常に美しい。沖縄には古くに入り、沖縄と九州の一部では野生化している。
名の由来
名前は、サンタンカは山丹花、別名をサンダンカ(三段花)といい、福岡(1997)はその由来は不明としている。三段花については佐竹他(1997)は当て字であろうとしている。
天野(1982)は、昔、南中国の奥東潮州の黄という婦人がおり、彼女が潮州の仙丹山を通る際に簪を落とし、それがこの花に化し、それ以降仙丹山にはこの花が多い、という伝説を紹介している。
現在では同属の多くの種が持ち込まれて流通しているため、園芸方面では学名仮名読みのイクソラがよく通じるという
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サンタンカは知らなくてもイクソラなら知っているかもしれない。またこの伝説からすると<山丹花>ではなく<仙丹花>が適当だろう。<赤い花を多数纏めてつけ、非常に美しい>とあるが、人によるだろう。上にも書いたが<花にあまり目はいかなかった>のは<赤い花を多数纏(まと)めてつけ>は確かだが<非常に美しい>とは思わなかったためだろう。だがこの花はよく見かける。名前の龍船花(の名札)もよく見るが耳で聞いたことはほとんどない。よく見かけるのは花期が長いかあまり世話がかからないのかもしれない。
一方<仙丹花>という名札はほとんど見ない。香港植物公園にある白仙丹(Ixora parviflora)には名札があり(多分花に香リもあったので)前にスケッチしたことがある(2020年7月)。
白仙丹(Ixora parviflora)
中国語版Wiki仙丹花では
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仙丹花(学名:Ixora chinensis)又稱為仙丹花、山丹花、龍船花,其他還有紅繡球、買子木、賣子木、三段花等別名,英文名稱為Chinese ixora。
20-30朵聚生的小花整體呈現一個大圓球狀,花團錦簇,形似繡球所以別稱為「紅繡球」。也因為原產於中國華南的山丹山而聞名,所以又名「山丹花」。至(中略)。在日本t的沖縄因為此花的花期一年有三次,加上花梗為三段是重疊的狀態,所以也有「三段花」的別稱。
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とある。
紅繡球、山丹花、三段花の説明はこれでいいとして龍船花、買子木、賣子木の説明がない。
さらにネットで調べてみると
https://blog.xuite.net/alfacity/alfacity/166817090
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仙丹花名字的由來:
傳說古時有一對住在深山的母子,母親體弱多病,兒子每晨去山中採藥為母治病,直到以仙丹花為藥,才將母親的病治好,故得此名。仙丹花有修仙煉丹的意思,所以略有規模的廟宇,都植有數十年以上的老仙丹花。中國古籍描述仙丹花有續絶、安胎的療效,買此藥服用可生育子息,如買子般,因此又稱買子木。
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というのがある。これでは仙丹花が先にあったことになってしまうが、まあいいとして<仙丹(花)有修仙煉丹的意思>ということだ。仁丹という<おまじない薬>みたいなのがある。残るは龍船花だ。
今回やまとことばではないが、この花がなぜ<龍船花>なのかを調べてみた。見直すため実物を観察し、スケッチもした。<龍船花>の由来は日本での<山丹花>と同じくよくわからない。<龍船>は旧暦の端午の節句(5月5日)に行われる龍船賽(ドラゴンボートレース)の<龍船>以外に思い浮かばない。中国人も同じようで<龍船花>は龍船賽(ドラゴンボートレース)の時期に満開になり、その様子(満開)はドラゴンボートレースのように華(はな)やさ、にぎやかさから名づけられた、という取ってつけたような説明がある。実物を観察し、スケッチをしているうちに発見したのは、龍船花の花ではなく、個々の小さい花はもちろん、ひとかたまりになった花とくらべてても見劣りしない大きめの<葉っぱの美>だ。この<葉っぱの美>とその中にある花 、かたまりの花々を総合して全体的にみると龍船賽(ドラゴンボートレース)の華(はな)やかさ、にぎやかさは感じようとすれば感じとれる。だが相当無理がある。花だけではダメだ。
Ixora chinensis
赤以外に黄色っぽい白(白っぽい黄色い)の花もある。
ついでにもう一つ加えておく。初めて見たときは龍船花の一品種と思ったが、何度か目に名札をよく見て観察すると龍船花に少しにているが、花の色がピンクでひかえめ、、葉も龍船花より目に見えて小さく長細い。龍船花にはないひかえめな美があるのを発見した。名前は Rondetia leucophylla で名札の中国語名は<銀葉朗得木>で<朗得>は Rondetia の音訳だ。日本語名はまだないだろう。
Rondeletia leucophylla、 銀葉朗得木
https://www.chicagobotanic.org/plantcollections/plantfinder/rondeletia_leucophylla--panama_rose
Rondeletia leucophylla
Description
Though its common name is Panama rose (Rondeletia leucophylla), this plant is actually a native of Chiapas, Mexico. This large, bushy, 5-foot-tall shrub produces massed clusters of bright pink, star-shaped, tightly packed, tubular blooms virtually all year when grown as a container plant or in the ground in a frost-free conservatory. Cultivated in the southern United States, the flowers' nectar attracts both hummingbirds and butterflies, but interestingly, the flowers don't become fragrant until after the sun goes down, suggesting that it also may be pollinated by moths. This feature is an added bonus for those who sit in the garden in the evening, where they can enjoy the Panama rose's sweet fragrance. Grow this plant in full sun with moderate moisture.
sptt




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