Thursday, June 27, 2019

セリ


<ウコギ>のポストで、Wiki<ウコギ>の引用(コピー)で次のように書いた。

" "


セリ目 (Apiales) は双子葉植物の一つ。

分類

真正キク類 II に含まれ、7科に500属5500種を含む[1]


これだと、

ウコギ科 Araliaceae - 43属1450種 (上記では60属900種)
セリ科 Apiaceae - 434属3780種 (そうとうの大家族だ)

後で別途セリ、トベラ、ミズキを調べてみる予定。

" "

そこで<せり>を調べてみた。

セリ(Oenanthe javanica)はセリ目(Apiales)のセリ科(Apiaceae)のセリ属(Oenanthe)の仲間になる。日本語では<セリ>で統一されている。

Wikiの解説<セリ>


セリ、学名:Oenanthe javanica)とはセリ科多年草である。 
別名、シロネグサ(白根草)。湿地やあぜ道、休耕田など土壌水分の多い場所や水辺の浅瀬に生育することもある湿地性植物である。高さは30cm程度。泥の中や表面を横に這うように地下茎を伸ばす。葉は二回羽状複葉、小葉は菱形様。全体的に柔らかく黄緑色であるが、冬には赤っぽく色づくこともある。花期は7 - 8月。やや高く茎を伸ばし、その先端に花序をつける。個々の花は小さく、花弁も見えないほどである。北半球一帯とオーストラリア大陸に広く分布する。


名称

和名は、まるで競い合う(競り)ように群生していることに由来する[3]



この由来は疑問が残る。

<やや高く茎を伸ばし、その先端に花序をつける。>の箇所を頭に入れておこう。


Wiki <花序>->散形(傘形)花序


散形(さんけい)花序(傘形とも書く) (英語: umbel)
主軸が極めて短く、ほとんど無くなっているもの。花は同じところから出ているように見える。
もとは唐傘を表す「」を用いて繖形花序と書いた[1]ヤツデなど。
唐傘は<カラカサ>と読む。洋傘(こうもり(がさ)))が入ってくるまでの中国式の傘(唐傘:カラカサ)のことだろうが、日本独自の傘はあったのか?





<主軸が極めて短く>とあるがセリの場合は、上記のWikiの解説では<<やや高く茎を伸ばし、その先端に花序をつける。>となっている。<花序>は唐傘(からかさ)の骨に似ている。だか見方を変えると、<せり上(あ)がっている>、<せり出している>ように見える。これは無理があるかもしれないがWikiの<セリ科>に載っている写真(オオハナウド)を見ると花の部分はまさしく<せり上がって>いるといえる。


セリ科 Cow Parsnip.jpg

これは典型的だが、他のセリも横から見たものは総じて花の部分は<せり上がって><せり出して>いるといえるのではないか?。

Wikiのオオハナウドの項目の写真はもっと<せり上がり>、<せり出し>の典型的だ。

セリ科ハナウド属多年草


オオハナウド
Heracleum lanatum 3.JPG



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以上は日本語にとらわれている。もっともらしいがクエスチョン マークだ、英語のセロリの英語は Celery。 Celery の学名は Apium graveolens Apiaceae (科)、Apiales (目)。<Api ...>で統一されている。

Celery を英語らしく発音すると<セラリー>となる。しかも<ラリ>はの<ラ>はほとんど舌を上口蓋に着けて息を出す<le>でこの<e>はごく短いかほとんど発音されなない。つまりは<セ l(e) リー>。最後の<ー>もそれほど長くはなく<セ l(e) リ(ー)>で、<セリ>かなり近い。英語が母国語の人の Celery の発音を耳で聞いた場合も<セ l(e) リ(ー)>になり、耳がよくないと<セリ>に聞こえる。

一方中国語の方は


芹属学名Apium)是傘形目 傘形科的一属,高至一公尺,結白色小花。



で科名、目名では傘形で芹の字が出てこない。芹は北京語では qin (チン)と発音し(広東語では kan か?)<セリ>の発音は関係しない。


また上記の日本の<セリ>

セリ(Oenanthe javanica)はセリ目(Apiales)のセリ科(Apiaceae)のセリ属(Oenanthe

とは違っている。とにかくセリ科 Apiaceae - 434属3780種 (そうとうの大家族だ)で、収拾が追いつかないということか?


sptt







Tuesday, June 25, 2019

ミズキ、グミ


ミズキは水木(みずき)だ。

Wikiの説明は


ミズキ(水木、学名:Cornus controversa)はミズキ科ミズキ属落葉高木。別名、クルマミズキ(車水木)。

樹高は10-15m。を扇状に四方に広げる。若枝は紫紅色で、はじめ細かい毛をもつが、のちに無毛になる。は長さ2-5cmの葉柄をもって互生し、広卵形から楕円形で縁は全縁、先はとがる。裏面は白く、弓形に曲がった5-9対の葉脈が隆起する。
花期は5-6月。新枝の先に多数の白色4弁の小白色花を散房花序につける。果実は核果、球形で紫黒色をしている。
和名は早春に芽をふく時、地中から多量の水を吸い上げることから。


とあるが<地中から多量の水を吸い上げる>のを目で見るわけにはいかないので納得がいかない。

別の説明では

https://www.uekipedia.jp/%E8%90%BD%E8%91%89%E5%BA%83%E8%91%89%E6%A8%B9-%E3%83%9E%E8%A1%8C/%E3%83%9F%E3%82%BA%E3%82%AD/


【ミズキとは】
・樹液が多く、春先に枝を切ると水が滴り落ちることから「ミズキ」と呼ばれる。扇状の枝が階段状に生じる姿は特徴的で、公園などの緑陰樹や街路樹として使われる。
・名前から想像できるようにハナミズキの仲間。一つ一つの花は控えめだが、遠くから見ると木全体が白く見えるほどになる。花期は5月~6月ころ。
・落葉樹としては艶やかで味わい深い葉を持つため、一般家庭では雑木の庭を作る場合に用いられることもある。小枝が鮮やかな赤色をしていることも趣がある。
・実は秋に黒く熟し、ヒヨドリなどの小鳥が好んで食べるが、強い風に弱く、熟す前に枝ごと落下することも多い。
・ミズキの材はコケシ(宮城県の鳴子など)、印鑑、下駄、箸、食器等に使われる。



という解説があり、こちらの方が説得力がある。この中に<ハナミズキの仲間>とあるが、正確にはミズキもハナミズキもミズキ科の仲間、となる。ハナミズキの方がよく知られているということだろう。

さて、<ウコギ>のポストの最後に書いたが、ミズキ科もかなり込み入っている。

Wikiの解説


ミズキ科Cornaceae)は、被子植物の1つで、ミズキハナミズキなどを含む。 

特徴

高木低木、また一部は多年草
子房下位がく子房に合生、花弁は3–5枚。ハナミズキなどでは頭状花序が総苞で囲まれ1つの花のように見える。
主に北半球温帯、若干が熱帯南半球に分布する。 

属一覧

APG III (2009) での範囲を記す。
APG II (2003) では、ヌマミズキ科 Nyssaceae が任意のシノニム(含めなくてもよい)とされていたが、APG III (2009) で完全に含められた。

含めることがあった属

クロンキスト体系 (1981) で含められていた属の、APG III での科は以下のとおり:
その他に、含めることのあった属は:


冒頭のWikiの引用では<ミズキの学名はCornus controversa>となっているが、上にの属の説明の中に

ミズキ属(サンシュユ属)Cornus s.l.
ミズキ属 Swida - ミズキ

とある。だが、ミズキの解説の右横の表では

 ”
: ミズキ目 Cornales : ミズキ科 Cornaceae : ミズキ属 Cornus : ミズキ C. controversa
学名 Cornus controversa Hemsl. ex Prain シノニム Swida controversa (Hemsl. ex Prain) Soják 和名 ミズキ(水木) 英名 giant dogwood

 ”

となっているので、間違いではないようだ。すなわちCornus controversa でも Swida controversa でもいいようだ。これ以上の詮索はしないが、日本語ではミズキ科ミズキで<ミズキ>が科の代表になっている。中国の方は、科名は山茱萸(サンシュユ)科だ。Wiki繁体字版の分類表は

目:山茱萸目 Cornales
科: 山茱萸科 Cornaceae
属: 山茱萸屬 Cornus
种: 山茱萸 C. officinalis

となっており、山茱萸 Cornus officinalis Cornales(目)Cornaceae(科)、Cornus(属)を 代表する(officinalis種だ。


山茱萸(サンシュユ)は耳で聞いていかにも中国語だ。一方ミズキは響きのいいやまとことばで、代表種でいいだろう。ハナミズキも耳で聞いて心地よい。

さて山茱萸(サンシュユ)は赤い実がなり、漢方薬になるようだが、赤い実ではグミがある。 Wikiの<グミ>の解説は


グミ (植物)

グミ茱萸、胡頽子)はグミ科グミ属(学名:Elaeagnus)の植物の総称で、果実は食用になる。 なお、グミは大和言葉であり、菓子のグミドイツ語でゴムを意味する"Gummi"から)とは無関係である。



とあり、<グミ>はやまとことばだ。またグミ科はあるが<グミ>という種はない、ということだ。さらに日本ではグミに茱萸と胡頽子の二つのまったく違った当て字の漢字があるということだ。本家の中国では山茱萸科は上記のようにミズキ科。いっぽう胡頽子科はグミ科に相当する。<ぐみ>の<み>は<実>だろうが、その前の<ぐ>はなにか?胡頽は現代北京語では hutui と発音するが(四声無視)、日本語では<胡>の読みは ko だ。胡耀邦(こようほう)の胡(こ)だ。頽の字は私は書いたことはないが頽廃(たいはい)の頽(たい)。したがって胡頽は<こたい>となる。<こたい>が<グ>になる可能性は少なそうだが、ないことはない。 だがもっと単純に<胡>の ko が gu に変わった、またはことばの輸入当時の<胡>の発音はgu といっていた、あるいは gu と聞こえていたのではないか。実際現代でも中国人のなかには、フランス語の喉ぼとけ(喉ちんこ)ふるわす r のように、喉ぼとけをふるわす h の発音をする人がいる(かなりいる)。この発音では hu は gu に近くなる。また<胡>は基本的に<外来>の意味がある。胡瓜(きゅううり)、胡弓(コキュウ、楽器)。したがって<胡実>は重箱読みになるが<グミ>(humi, gumi)で<外来の実>の意味になる。


sptt

Friday, June 21, 2019

アカネ - コンロンカ


アカネは

Wikiによると


: アカネ目 Rubiales : アカネ科 Rubiaceae : アカネ属 Rubia : アカネ R. argyi 

(分類法によっては リンドウ目 Gentiales

 ”


















日本語は学名と照応している。アカネ科は超大家族で<約60010,000以上を含む大きな分類群>(Wiki)。名づけの選択肢があまりにも多いので、これはおそらくラテン語学名を踏襲したものだろう。

<アカネ科>にWikiの解説は


草本または低木で、熱帯に特に多いが温帯にも草本がある。約60010,000以上を含む大きな分類群である。葉は単葉で対生か(見かけ上)輪生。托葉があり、アカネ属やヤエムグラ属では葉と同じ形になるため輪生に見える。花は合弁花で5裂するもののほか4裂するものも多い。カフェインを含むコーヒーノキなど、アルカロイドを含む種が多い。



<アカネ>のWikiの解説にもどって続けると


 アカネ(茜、Rubia argyi)はアカネ科つる性多年生植物。分布は中国、朝鮮半島、台湾、日本。日本では本州、四国、九州に分布し、山地や野原、路傍、林の縁などでふつうによく見かけることができる。和名の由来は、根を乾燥すると赤黄色から橙色となり、赤い根であることからアカネと名づけられたといわれる。



私は詳しく(根はおろか地上のアカネも)観察したことはないので詳しくは述べない(コピーしない)。いわば雑草に近いが、上の名づけの理由は間違いないだろう。超大家族の科を代表する名前になったのは、ラテン語の学名の踏襲もあるが、<アカネ、akane>という言葉の響きのよさ、<赤>さらには<あか(明)るい>の<あか>を連想させるやまとことばだからだろう。<根が明るい>人はいい人だ。また中国語の方も

龙胆(龍(竜)胆)目 Gentianales
茜草科 Rubiaceae
茜草属 Rubia
茜草 学名 Rubia cordifolia

となっている。こちらの方は<草>がついている。 Rubia cordifolia は日本のアカネ Rubia. argyi
ちがう。セイヨウアカネのようだ。

約600とその代表種がWikiに載っているが、馴染みのない日本語名が多い。種があまりに多いので名前が追いつかないだろう。ここでは示さないが、一つだけ取り上げることにする。日本にはないが台湾や香港(植物園)にある種だ。

Mussaenda コンロンカ属Mussaenda philippica

Wikiの解説


Mussaenda philippica (Filipino: agboy) is a plant species in the family Rubiaceae that grows as a shrub or small tree. Native to the Philippines it is commonly grown elsewhere as an ornamental species.[1][2] Known varieties include: "Donna Laz" (pink), "Alicia Luz" (dark pink), "Queen Sirikit" (light pink), "Donna Aurora" (white), and "Donna Envangellina" (dark red). 


 
学名からするとフィリピンに多いかフィリピンが原産地のようだ。

日本語の<コンロンカ>はなんとなく<崑崙花>だろうと思って、ネットで調べてみたが、はたして

https://kotobank.jp/word/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%82%AB-1536660

"

コンロンカ
こんろんか / 崑崙花
[学]Mussaenda parviflora Miq.


アカネ科の常緑低木で、種子島(たねがしま)から沖縄、台湾に自生する。葉は対生し、長さ8~10センチメートルの長卵形で、先はとがる。夏に茎頂に集散花序をつけ、黄色の筒状花を数花つける。花冠の先端は星形に5裂する。萼(がく)は5裂し、その1裂片が葉と同じ大きさに育ち、純白色で花弁状にみえる。その白さを、仏教徒の伝説の山、崑崙山(こんろんざん)の雪に見立てたのが名の由来だといわれる。ムッサエンダ属はアジア、アフリカ、ヨーロッパの熱帯各地に約200種分布するが、園芸的に栽培されるのは数種にすぎない。ヒゴロモコンロンカM. erythrophylla Schum. et Thonn.は熱帯西アフリカの原産で、花弁状の萼片は朱赤色で美しい。原生地ではつる性で、高さ9メートル以上にもなる。高温性のためか、温室栽培はややむずかしく、熱帯でみるようなあでやかさはない。熱帯では桃色、黄白色、複色などの園芸品種もみられる。挿木で殖やすが、発根しにくい。

"

とある。だがコンロンカ属は約200種もあるのだ。<萼(がく)は5裂し、その1裂片が葉と同じ大きさに育ち、純白色で花弁状にみえる>ムッサエンダは九龍公園で何度か見たことがある。背はそれほど高くはなく、花の部分も大きくはないが、緑の中での白は<崑崙山の雪>でもいいくらいによく目立つ。<何の花か?>と気にはなっていたが、これまで調べなかった。白が目立つのは<人の目>だけではなく<蝶や蜂の目>にも目立つのだろう。種族保存に昆虫を引き付けるためになされた進化か?

Mussaenda philippica も葉(と見えるもの)は<朱赤色で美しい>のでこれかと思いヒゴロモコンロンカを調べたが、別もの。これは香港植物園にもあるが、私の家の近くの小さな公園(老人用の休憩所)にもあったので、比較的一般にあるようだ。どちらかというとポインセチア(香港では聖誕花、クリスマス以外に見る背の高いのは一品紅という)に似ている。






















ヒゴロモコンロンカ(Mussaenda erythrophylla) 

ヒゴロモは<緋衣(ごろも)>だ。萼(がく)は5裂し、その1裂片が葉と同じ大きさに育ち、<朱赤色>で花弁状に見える、のだ。

一方私が香港植物園で遭遇したMussaenda philippica は二段階あり、第一段階は開花の初期で<ハナミズキ>類に似ていた。遭遇した時は何の花かわからなかったのでミズキ科の花を調べてみたが見つからなかった。一周間後に見たときにはびっくりした。様相がまるで違っていたのだ。





















Mussaenda philippica - early flower stage





















Mussaenda philippica - full flower stage(一週間後)


ネットのMussaenda philippica の写真とほぼ同じなので間違いない。ピンクの花弁、あるいは葉(と見えるもの)は色もきれいだが手触りがいい。これはヒゴロモコンロンカ(Mussaenda erythrophylla)も同じで、ポインセチアとは違う。上のM. philippica の簡単な英語の解説にはないが、花とガクの構造はかなり複雑。M. philippica はよく見ると<その1裂片が葉と同じ大きさに育ち>ではなく、<萼は5裂し、その5裂片すべてが葉と同じ大きさに育ち、朱赤色で花弁状に見える>のだ。名前をつけるとすれば、長くなるが<ヤエヒゴロモコンロンカ>、<ジュ-二ヒトエヒゴロモコンロンカ>と行ったところだ。最近中国の深圳(香港のとなり)の高速道路の入り口に植わっているのを見たののだ、最近流行(はやり)の花、観葉植物かもしれない。


このポストの表題は<アカネ>となっているが、アカネ科の種は10,000もあるので、このピンク色の目立つ花(偽花) Mussaenda philippica は一万種のなか一種 にすぎないことにななる。ということはこれまで書いてきたような話が内容を変えて一万もあるということになるが、途方もない話だ。


sptt

Sunday, June 16, 2019

トベラ


これは下記のWikiの解説だけで十分のようだ。


トベラ(扉、Pittosporum tobira)はトベラ科トベラ属の常緑低木。東北地方南部以南、韓国台湾中国南部までの海岸に自生する。

特徴


主に枝の先にが集まって付く。葉は倒卵形、互生、主脈は白っぽく、葉全体はつやのある緑色で、周辺部がやや内に巻くように、葉全体が反っている。5月頃芳香のある白い5弁のをつける。果実は熟すと3裂し、赤い粘液が付着した種子を多数露出し、これが鳥のくちばしなどに粘着して運ばれるといわれる。

(中略)

枝葉は切ると悪臭を発するため、節分イワシの頭などとともに魔よけとして戸口に掲げられた。そのため扉の木と呼ばれ、これがなまってトベラとなった(学名もこれによる)[1]。属名のピットスポルムはPitta(樹脂)とSporos(種子)に由来し、これは上記のように熟した果実から粘液が付着した種子が露出するのが特徴的なことから付けられたものである[1]






















学名は、Wikiの解説にもあるように、<Tobira(トビラ、扉、とびら)>だ。ともっとらしい説明だが、トベラの葉の形は、よく見ると(あるいはよく見なくとも)特徴的で、<へら>に似ている、酷似しているともいえる。トベラの<ト>を説明しないといけないが、語呂合わせの接頭辞としておく。


(Wiki<へら>の写真

つまりはもとも<トベラ(とべら)>と言った。<tobera>は英語読みにすると<トビーラ(tobira)>に近い。耳で聞いた<トビーラ>がローマ字読み(すなわちラテン語読み)で書いて<tobira>になったのではないか?


sptt

ウコギ


<ウコギ>という木はないようで、ウコギ科ウコギ属の仲間の木が<ウコギ>のようだ。ウコギ科は多岐にわたっている(60属900種)。

Wiki<ウコギ科>


ウコギ科 (Araliaceae) は双子葉植物の一つ。木本、大型草本、およびつる性植物からなり、約60900を含む。
は掌状単葉または複葉(掌状、羽状)。は小型で放射相称、子房下位。大きな散形などの花序を作る。
ウドタラノキコシアブラタカノツメウコギなど野菜山菜として食用にされるもの、ヤツデカクレミノキヅタシェフレラなど庭木・観葉植物として利用されるもの、また薬用のオタネニンジン(朝鮮人参、高麗人参)などを含む。
最近の分子系統学的研究によれば、この科はセリ科およびトベラ科と近縁(セリ目)で、これらとの境界はまだ確定していない。セリ科を広くとってここにウコギ科を含める見解もある。かつてはミズキ科とも類縁があるといわれたが、旧ミズキ科の一部の種のみが近縁であるとしてセリ目に移されている。
Hydrocotyle(チドメグサ属:雑草のチドメグサや外国産の水草を含む)とTrachymene の2属はセリ科に入れられてきたが、これらもウコギ科の系統に含まれる。
属レベルの分類もまだ確定していない。かつては熱帯を中心に分布する多くの種がSchefflera(シェフレラ、フカノキ属)に含められたが、その後分離された。それでも最近の研究によればフカノキ属は多系統で、さらに分割される可能性がある。

主な属


<ウコギ科>の学名はは Araliaceae で代表は
ということにるが、日本語では<タラノキ科>ではなく<ウコギ科>だ。また<xxxxpanax>という名が多い。


ウコギ属(Eleutherococcus (Acanthopanax))の中に<ウコギ>があるが、Wikiの< ウコギ属>の解説は

 
特徴
落葉性高木または低木は互生し、普通5枚ときに3枚の小葉からなる掌状複葉で、小葉の縁には鋸歯がある。多くは雌雄異株で、日本を含む東アジアに約40種知られる。

利用

平安時代中期に編纂され、現存する日本最古の薬学書に列する本草学辞典本草和名』(ほんぞうわみょう)、同じく日本最古の漢和対訳百科事典に列する『和名類聚抄』(わみょうるいじゅしょう)の解説によれば、ウコギは中国原産と見られる外来種五加(ウーチァ)であると記されており、現在使用されるウコギの和名漢字「五加木」「五加皮」はこれに由来している。また、本草和名では牟古岐(むこぎ)と読ませたヒメウコギが紹介されている。



で、中国の<五加(ウーチァ)>由来だ。小さいころ<ゴカボウ>という菓子(埼玉銘菓)があったが、これは五家宝と書くらしい。<五家>も中国語(北京語)では<ウーチァ>と発音する。<五加(ウーチァ)>が<ウコ>にはなりにくい。日本語の発音では<五加>は<ゴカ>だ。<>だけを<ウ>とし<>の方は<カ>と読めば<ウカ>になり、これが<ウコ>に変わった、と説明できるが、どうも怪しい。<>のは広東語では<ka>発音する。Canada は加拿大と書き<kanadai>と発音する。一方北京語では<jianada>で<チァナダ>となる。Singapore も新加坡と書き、広東語は<Singapo>、北京語では<シンチァポー>となる。おそらく中国の<五加(ウーチァ)>が漢方薬とともに、言葉が耳で入って来たころの発音は<ウーチァ>ではなく、<ウカ>、<ウコ>に近かったのではないだろうか?

<五加皮>は漢方薬だが<五加皮酒>というのもある。 薬として飲む養命酒のようなものだ。試したが効果のほどは?(クエッスチョンマーク)。

<ウコギ科>の馴染みのある草木では

があるが、一見同じ<科(Family)>とは思えない。

始めにもどって


最近の分子系統学的研究によれば、この科はセリ科およびトベラ科と近縁(セリ目)で、これらとの境界はまだ確定していない。セリ科を広くとってここにウコギ科を含める見解もある。かつてはミズキ科とも類縁があるといわれたが、旧ミズキ科の一部の種のみが近縁であるとしてセリ目に移されている。



念のため、というか記憶の助けに<セリ目>を調べておく。

Wiki<セリ目>


セリ目 (Apiales) は双子葉植物の一つ。

分類

真正キク類 II に含まれ、7科に500属5500種を含む[1]


これだと、

ウコギ科 Araliaceae - 43属1450種 (上記では60属900種)
セリ科 Apiaceae - 434属3780種 (そうとうの大家族だ)

後で別途セリ、トベラ、ミズキを調べてみる予定。


sptt

Monday, June 10, 2019

ツユクサ


Wikiの解説は名前の由来で始まっている。


ツユクサ(露草、学名: Commelina communis)は、ツユクサ科ツユクサ属の一年生植物。畑の隅や道端で見かけることの多い雑草である。
朝咲いた花が昼しぼむことが朝露を連想させることから「露草」と名付けられたという説がある。英名の Dayflower も「その日のうちにしぼむ花」という意味を持つ。また「鴨跖草(つゆくさ、おうせきそう)」の字があてられることもある。ツユクサは古くは「つきくさ」と呼ばれており、上述した説以外に、この「つきくさ」が転じてツユクサになったという説もある。「つきくさ」は月草とも着草とも表され、元々は花弁の青い色が「着」きやすいことから「着き草」と呼ばれていたものと言われているが、『万葉集』などの和歌集では「月草」の表記が多い。この他、その特徴的な花の形から、蛍草(ほたるぐさ)や帽子花(ぼうしばな)、花の鮮やかな青色から青花(あおばな)などの別名がある。



もっと単純にツユクサはしめりけのある所に生(は)える、というかはびこる。近くで見ようとすると<まわりの>しめりけでしっとりぬれることもあるので<ツユクサ>となったのかもしれない。

日本語の名前もさることながら、学名のCommelina (コメリーナ、又はコムメリーナ)もわるくない。
中国語の鴨跖草(おうせきそう)はあまりなじみがない。香港人に<鴨跖草>の漢字を見せたが<跖>の字を読める人はまれのようだ。一方鴨腳(脚)木はなじみがあるので鴨脚(腳)草と読み間違えるのが多いようだ。もっとも鴨脚(腳)草というのも別にある。また辞書にあたると<跖()掌>とあり、すなわち<足の甲>なので鴨脚(腳)(の形)の意味するところと大差ない。葉は鴨脚に似ていないので花が鴨脚の形に似ているということか。跖の字に似て非なる字に拓本(たくほん)の<拓>の字がある。拓本の意味を流用すると<跖>は<足の跡>になる。


Wikiの<ツユクサ>の形態・生態の解説はきわめて簡単で

" 

形態・生態

高さは15~50cmで直立することはなく、は地面を這う。
6 - 9月にかけて1.5 - 2cmほどの青い花をつける。花弁は3枚あり、上部の2枚は特徴的で青く大きいが、下部の1枚は白くて小さく目立たない。雌しべが1本、雄しべが6本で成り立っている。アサガオなどと同様、早朝に咲いた花は午後にはしぼんでしまう。

"

とたったこれだけ。<雌しべが1本、雄しべが6本で成り立っている>の箇所は間違いではないが、実際はかなり複雑。なぜこのようになった(進化した)のかは大きななぞだ。一方英文や中国語版(英文の概略訳文)は相当長い。植物学的に興味のある人は英文Wikiに挑戦していただきたい。わたしは挑戦した詳しすぎるくらいだが、英文医学書と同じく専門用語の多い植物学の本からのコピーではなくしろうとにもわかるように丁寧に書いてある。私が香港でみつけたのはよく見る青い大きな花びらが2枚で、もう一枚もやや白っぽいがで、お椀型をしてい












































さてツユクサ科の中にムラサキツユクサ属 Tradescantia があり、そのなかにムラサキツユクサ、ムラサキオモトムラサキゴテントキワツユクサ がある。

 ”
主な属


    上記のうちマルバツユクサは<丸葉ツユクサ>で葉が<丸く>はないが明らかに幅が広い。この<幅が広い>のを中国語では闊達の<闊>を使って<闊葉>というので<闊葉鴨跖草>になりそうだが<飯包草>というまったく違った名前に なっている。<飯包草>からは<にぎり飯(めし)を包む>が想像されるが、葉はそれほど大きくはない。






















    マルバツユクサ  Commelina benghalensis 

    学名からするとインドのベンガルが原産地か?


    ムラサキツユクサ属 Tradescantia 中ですごい名前がついているムラサキゴテン(Tradescantia pallida, 'Purpurea')は香港では 道ばたに群生(群棲)しているが見られる。いわば野生化しているのだ。花は小さく紫色の葉がきれいなので観葉植物になる。この和名のムラサキゴテン(紫御殿)は誰が名付けたか知らないが、名は姿を現している。草全体は紫色で、淡いムラサキ色の小さい花が大きな濃いムラサキ色のボート形の葉の中に座っている感じなのだ。



     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
    Tradescantia pallida (ムラサキゴテン)
     
    上のムラサキツユクサ属 Tradescantia には載っていないが、
     
    Wikiの<ムラサキツユクサ属 Tradescantia>の解説には
      
    ” 
    主な種
    ムラサキツユクサT. ohiensis
    鑑賞用によく栽培されている。花期は6〜9月頃。原産地は北アメリカ。また、オシベの毛を細胞の原形質流動の観察でよく使う。
     
    オオムラサキツユクサ(T. virginiana
     
    トキワツユクサT. fluminensis
    帰化植物として野生化している。斑入り種は、観葉植物として栽培される。
     
    T. albiflora 
    観葉植物として栽培される。
     
    ムラサキゴテンT. pallida, 'Purpurea' )
     
    シマムラサキツユクサT. zebrina
    観葉植物としてよく栽培されている。原産地はメキシコ。縦に縞の入った葉が特徴。


    となっている。最後のシマムラサキツユクサTradescantia zebrina)は香港ではこれまた道ばたの群生(群棲)しているが見られる。zebrina は縞馬(シマウマ)zebra 由来だ。

















     Tradescantia zebrina (シマムラサキツユクサ)

    ムラサキゴテンシマムラサキツユクサも地面を這って増えていいくので、<はびこっている>野生の感じだが雑草というよりは観葉植物だ。


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    Friday, June 7, 2019

    メギ


    Wikiの解説


    メギ(目木、学名Berberis thunbergii DC.)は、メギ科メギ属分類される落葉低木の1。別名が、「コトリトマラズ」と「ヨロイドオシ」。和名は茎を煎じて洗眼薬に利用されていたことに由来する。


    したがってメギは目木で<目薬(めぐすり)の木>が目木になったようだ。この名づけは悪くない。<胃薬の木>の<胃木>はだめだろう。残念ながら私はメギは見たことはあるような気がするが、記憶にないので実際には見たことがないのかもしれない。メギ科(Berberidaceae)の属を見ておく。

    Wiki
    中国ではメギ科は小檗科 となっている。錨(いかり)の形をした花のイカリソウは淫羊藿(インヨウカク)で漢方薬だ。ヒイラギナンテンとナンテンはなじみがある。ヒイラギナンテンは<トゲトゲした葉と赤い丸い実>が特徴だ、といいたいが実際は違う。少し混乱があるようで、同じWikiの<ヒイラギナンテン>の解説は次のようになっている。



    ヒイラギナンテン(柊南天、学名: Berberis japonica)は、メギ科メギ属常緑低木
     奇数羽状複葉で、互生し、小葉は硬く、ヒイラギの葉に似て鋸歯とげとなる。常緑で落葉はしないが、赤銅色になる部分があり、紅葉のようになる。
    先に総状花序黄色をつける。その中にある雄しべは、昆虫などが触れることによる刺激で内側に動いて、花粉をなすりつける。
    果実液果で、く熟す。


    実は赤くなく青いのだ。またヒイラギナンテン属Mahonia)ではなくメギ属(Berberis)となっている。もっとも、同じページの表に



    : メギ属 Berberis : ヒイラギナンテン
    B. japonica

    学名
    Berberis japonica
    (Thunb.) R.Br.
    シノニム


    とあり、シノニムでは

    と同じになる。さてこの青い実がなるヒイラギナンテンは中国では

    十大功劳Mahonia japonicaとなる。Wikiの繁体字版では


    台湾十大功劳学名Mahonia japonica),別名:老鼠子刺榕樣南燭狗骨南天山黃柏刺黃柏黃心樹鐵八卦天鼠刺黃柏角刺茶華南十大功勞日本十大功勞,为小檗科十大功劳属的植物。分布于欧洲台灣美国温暖地区、日本等地,生长于海拔800米至3,350米的地区,多生于林中以及灌丛中,目前尚未由人工引种栽培。 



    という解説だ。別名がたくさんあるが、これはよく見る草木のためか。この青い実のヒイラギナンテン、すなわち十大功劳は香港(香港植物園)で見たことがある。名札もあるが、気がつかなかったので近くにいた植物園の人に聞いてみたら、<十大功劳>と答えた。花木の名前にしては変わった名前だと思ったが、青い実のヒイラギ様の葉っぱが目立つこの木をスケッチして離れた。十大功劳という名前は由来があろう。(末尾の注参照)

    一方<ヒイラギ>のない<ナンテン>のWiki解説は


    ナンテン(南天、学名Nandina domestica)は、メギ科ナンテン属常緑低木

    和名の由来は、漢名の「南天燭」の略。南天の花は、仲夏の季語。実は三冬の季語。

    高さは2m位、高いもので4〜5mほど。幹の先端にだけが集まって付く独特の姿をしている。葉は互生し、三回羽状複葉で、小葉は広披針形で先端が少し突きだし、革質で深い緑色、ややつやがある。
    先端の葉の間から、花序を上に伸ばし、初夏に白いが咲き、晩秋から初冬にかけて赤色(まれに白色)の小球形の果実をつける。



    で赤い実がなる。現代の中国では<南天竹>だ。


    Wiki繁体字版では


    南天竹,又名南天竺學名Nandina domestica),属小檗科南天竹属(Nandina),原產於中國日本。 



    となっている。

     (注)<Yahoo 香港>に下記の由来説明がある。香港は繁体字だ。


    顧名思義“十大功勞”意謂在民間醫療保健上有10種用途,也就是全株樹,根,莖、葉均可入藥,且藥效卓著, . . . . . . .

    "























    Mahania oiwakensis
    尖葉十大功勞



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