以前の」ポスト<ケイトウ>でヒユ科には触れたが、今度はヒユ(ヒユ属 Amaranthus)を中心にもう一度見てみる。
Wikiの解説
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ヒユ科(Amaranthaceae)は双子葉植物の分類群。ほとんどが草で、世界に70属800種ほど(日本には5属10数種)あり、特に熱帯に多い。花は小さい風媒花で総状・穂状などの花序をなす。花被は5枚、子房上位。
利用
観賞用に栽培するものとして、ケイトウ(鶏頭)、ハゲイトウ(葉鶏頭)、センニチコウ(千日紅)などがある。(中略) 一部のものは食用にされる。ヒモゲイトウ(センニンコク[仙人穀]、属名アマランサスでも呼ばれる)は南米で穀物として利用され、日本でもわずかに栽培された。ハゲイトウに近縁なヒユなどは野菜として利用され、よく似たイヌビユ、ハリビユなどは雑草としてよく見られる。
主な属
- イノコヅチ属 Achyranthes - イノコズチ、ヒナタイノコズチ
- ツルノゲイトウ属(アルテルナンテラ属) Alternanthera - ツルノゲイトウ、モヨウビユ、ナガエツルノゲイトウ
- ヒユ属 Amaranthus - ヒユ、イヌビユ、ハゲイトウ、アマランサス、ハリビユ、アオゲイトウ
- ケイトウ属 Celosia - ケイトウ、ノゲイトウ
- インドヒモカズラ属 Deeringia - インドヒモカズラ
- ハマデラソウ属 Froelichia - ハマデラソウ
- センニチコウ属 Gomphorea - センニチコウ、キバナセンニチコウ
- イソフサギ属 Philoxerus - イソフサギ
上に
とあるがこの<ヒユ>のリンクでは
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ハゲイトウ(葉鶏頭、中国語:雁来紅[4]、英語名:"Chinese amaranth", "Chinese spinach", "Joseph's coat", "Summer-poinsettia", "Tampala"など[5]、学名: Amaranthus tricolor)はヒユ科ヒユ属の一年草。アマランサス[脚注 1]の1種である。主に食用品種をヒユ(莧)とも呼ぶが、アマランサスの食用品種の総称的に呼ぶこともある。
種小名の tricolor は「三色の」の意。英名は『旧約聖書』に登場するヨセフにヤコブが与えた多色の上着のことで、鮮やかな葉色をこの上着にたとえている。
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がリンクされており、よくわからない説明だが、こういうことなのだ。私見では<ヒユ>という種はないと見る。次の<イヌビユ>は名前の<イヌ>が示すように雑草でそこここで見られるということだ。次の<ハゲイトウ>のリンクは上の<ヒユ>のリンクの<ハゲイトウ>と同じ。<アマランサス>のリンクでの説明は種ではなくヒユ科ヒユ属(アマランサス属)の植物の総称>となっている。
最近インスタント食品の<十六穀ごはん>というのを食べたが、材料の十六穀の中に<アマランサス>というのが入っている。
イヌビユのWikiの解説
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イヌビユ(犬莧、学名: Amaranthus blitum)はヒユ科ヒユ属の一年草。畑、果樹園、空地、道端などで、夏期に生育する雑草。地域によっては、ノビユ、クサケトギ、ヒョー、キチガイ、ヤブドロボウ、オコリ、フシダガ、ヒエ、フユナ、ヨバイグサと呼ばれる。
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別名はこれまたよくわからないのもあるが、いかにも雑草だ。さて<ヒユ>の語源だが、これはすぐには思いうかばない。ネットで調べると
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GKZ植物事典・團伊玖磨植物事典・ヒユ(莧)
和名, ヒユ. 漢字表記, 莧. 別名・異名, ヒユナ. 古名, ヒユ(比由). 語源, 和名は、「ヒユ」は「冷ゆ」からと言われているが、その意味不詳。/属名は、ギリシャ語のamaranthos(= ...
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という示唆的なのがある。 <比由>は意味がとりずらいので当て漢字だろう。「冷ゆ」も意味不詳で<当てやまとことば>のようだ。ヒユの語源は謎めいたところがある。
莧は北京語では<xiàn>、むかしのある時代の発音を残しているといわれる広東語はちょっとした食堂で食べられる莧菜(インチョイ)の<イン(yin)>。<ヒ>音はいろいろ変化し<xi> も<ヒ>と発音される地域と時代があったろう。日本に名前が中国から輸入されたころは莧の字は<ヒン>あるいは少し複雑な<ヒエン>とか<ヒユエン>とかで 耳で聞き、まねして発音していたのではないか。<ヒユエン>だと日本人にとって簡単な<ヒユ>にかわる可能性がある。好き勝手にそうぞうすると、
ヒユエン -> ヒユ エン -> ヒユ エン -> ヒユ (エン)
ここにはないが<アオビユ>というのがある。
Wikiの解説
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ホナガイヌビユ(穂長犬莧、学名: Amaranthus viridis)は、ヒユ科ヒユ属の1年草。道端や畑などに生える雑草。アオビユ(青莧)ともいう。
葉はイヌビユより大きく、先はあまりへこまない[2]。
花穂は細長くなる[3]。
果実(胞果)は、淡褐色になり、細かいしわが目立つ[2]。
分布・生育地
熱帯アメリカ原産[4]で、日本では帰化植物。
人間との関わり
葉は食用になる[3]。ジャマイカでは、カラルーと呼ばれ、モルディブでもディベヒ語で massaagu と呼ばれ料理に使われる[5]。ほか、インドでも野菜として食され、サンスクリット語で Tanduliya と呼ばれる伝統的なアーユルヴェーダ伝統医学のハーブとして利用されている[6]。葉以外の種子も水で茹でたり、ビスケットにしたり、スナックとしても食用可能である[7]。
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引用が長くなっているがこの<アオビユ、Amaranthus viridis>は香港で雑草のようにそこここで見られる。雑草だが薬草でもある。このアオビユ、Amaranthus viridis、中国名は<綠莧, 野莧(香港)、台湾版Wikiでは皺果莧>。一方台湾版Wikiでは上のイヌビユ(Amaranthus blitum)は凹頭莧となっている。これで上のイヌビユとの比較がよくわかる。
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葉はイヌビユより大きく、先はあまりへこまない。 - イヌビユの中国名は<凹頭莧>
花穂は細長くなる。 - 日本語名:ホナガイヌビユ(穂長犬莧)
果実(胞果)は、淡褐色になり、細かいしわが目立つ。 - 皺果莧 (実はごく小さいのよく見ないとわからない。)
香港の中国名<綠莧, 野莧>だが、これは色付き、またはカラフルな葉の<ハゲイトウ Amaranthus tricolor 中国名:雁来紅>との対比(綠莧)、野生種(野莧)からだろう。<雁来紅>は雑草にしては優雅な名前だ。さてこの<アオビユ、Amaranthus viridis、中国名は<綠莧, 野莧>だが、少し問題がある。
採集したり、スケッチしたりm図鑑やネットで調べてみたが。どうも統一がとれていない。
Wiki
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Amaranthus viridis is a cosmopolitan species in the botanical family Amaranthaceae and is commonly known as slender amaranth or green amaranth.
Description
Amaranthus viridis is an annual herb with an upright, light green stem that grows to about 60–80 cm in height. Numerous branches emerge from the base, and the leaves are ovate, 3–6 cm long, 2–4 cm wide, with long petioles of about 5 cm. The plant has terminal panicles with few branches, and small green flowers with 3 stamens.[1]
で< light green stem、 Numerous branches emerge from the base>とある。
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一方中国版Wiki Baidubaike (百度百科)では
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皱果苋(学名:Amaranthus viridis L.)苋科一年生草本,高40-80厘米,全体无毛;茎直立,有不显明棱角,稍有分枝,绿色或带紫色。叶片卵形、卵状矩圆形或卵状椭圆形,顶端尖凹或凹缺,少数圆钝,有1芒尖,基部宽楔形或近截形,全缘或微呈波状缘;种子近球形,直径约1毫米,黑色或黑褐色,具薄且锐的环状边缘。花期6-8月,果期8-10月。
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で<茎直立,有不显明棱角,稍有分枝,绿色或带紫色> とある。<稍>はふつう<少ない>の意だがここでは<稍:本义为禾末,引申为略微:稍稍。稍微。稍许。稍纵即逝。(ネット辞典)の本来の意だろう。つまり<末(上)の方で枝分かれする>ということだ。
上記の説明はかなり簡単で、 よく見えない小さな花は別として、私が観察したかぎりでは
1)下部の葉は小さく、上部の葉は大きい。
2)葉の表と裏の様子はかなり違う。
3)最下部は木質。
4)茎はかなりはっきりした棱(角)がある(のが多い)
5)根はゴボウの匂いがする(のが多い)。
6)近づけると目に刺激がある(ものがある)。
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(7)<枝分かれ>はNumerous branches emerge from the base か<末(上)の方で枝分かれ>かよくわからない。
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この雑草、花は目立たないがよく見ると全体的には押しつぶした2Dでも造形美があり、また色も地味で抑えられているところに味がある。
これと似たのに Achyrantehes aspera (土牛膝)というにがあり、香港では Common Achyrantehes というので、これが一般的なのだろう。上の主な属の始めに出てくる
のグループ。<イノコズチ(ヅチ)(猪の子鎚)>はやまとことばらしい響きだ。一方中国名の方は
牛膝: Achyranthes bidentata (日本語の漢方薬の本では<イノコズチ>となっている)
土牛膝: Achyranthes asera (英語名:Common Achyranthes)
で<牛膝>が漢方薬。 土牛膝は効き目がないということになっている。Common な土牛膝を採集したが目に刺激があるで、何かに効くのではないか?
その他のヒユ科の花では、<ケイトウ>のポストでも一部ふれたが

Celosia argente 青葙 (ノゲイトウとはいうがトサカには見えない。これは赤のケイトウより優雅さある。<葙>という字は日本にはないが青葙という名前も優雅だ。学名のCelosia argente も響きがいい。)
Gomphrena globosa 千日紅(百日紅、日日紅とも言うようだ)
がある。





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