Friday, June 21, 2019

アカネ - コンロンカ


アカネは

Wikiによると


: アカネ目 Rubiales : アカネ科 Rubiaceae : アカネ属 Rubia : アカネ R. argyi 

(分類法によっては リンドウ目 Gentiales

 ”


















日本語は学名と照応している。アカネ科は超大家族で<約60010,000以上を含む大きな分類群>(Wiki)。名づけの選択肢があまりにも多いので、これはおそらくラテン語学名を踏襲したものだろう。

<アカネ科>にWikiの解説は


草本または低木で、熱帯に特に多いが温帯にも草本がある。約60010,000以上を含む大きな分類群である。葉は単葉で対生か(見かけ上)輪生。托葉があり、アカネ属やヤエムグラ属では葉と同じ形になるため輪生に見える。花は合弁花で5裂するもののほか4裂するものも多い。カフェインを含むコーヒーノキなど、アルカロイドを含む種が多い。



<アカネ>のWikiの解説にもどって続けると


 アカネ(茜、Rubia argyi)はアカネ科つる性多年生植物。分布は中国、朝鮮半島、台湾、日本。日本では本州、四国、九州に分布し、山地や野原、路傍、林の縁などでふつうによく見かけることができる。和名の由来は、根を乾燥すると赤黄色から橙色となり、赤い根であることからアカネと名づけられたといわれる。



私は詳しく(根はおろか地上のアカネも)観察したことはないので詳しくは述べない(コピーしない)。いわば雑草に近いが、上の名づけの理由は間違いないだろう。超大家族の科を代表する名前になったのは、ラテン語の学名の踏襲もあるが、<アカネ、akane>という言葉の響きのよさ、<赤>さらには<あか(明)るい>の<あか>を連想させるやまとことばだからだろう。<根が明るい>人はいい人だ。また中国語の方も

龙胆(龍(竜)胆)目 Gentianales
茜草科 Rubiaceae
茜草属 Rubia
茜草 学名 Rubia cordifolia

となっている。こちらの方は<草>がついている。 Rubia cordifolia は日本のアカネ Rubia. argyi
ちがう。セイヨウアカネのようだ。

約600とその代表種がWikiに載っているが、馴染みのない日本語名が多い。種があまりに多いので名前が追いつかないだろう。ここでは示さないが、一つだけ取り上げることにする。日本にはないが台湾や香港(植物園)にある種だ。

Mussaenda コンロンカ属Mussaenda philippica

Wikiの解説


Mussaenda philippica (Filipino: agboy) is a plant species in the family Rubiaceae that grows as a shrub or small tree. Native to the Philippines it is commonly grown elsewhere as an ornamental species.[1][2] Known varieties include: "Donna Laz" (pink), "Alicia Luz" (dark pink), "Queen Sirikit" (light pink), "Donna Aurora" (white), and "Donna Envangellina" (dark red). 


 
学名からするとフィリピンに多いかフィリピンが原産地のようだ。

日本語の<コンロンカ>はなんとなく<崑崙花>だろうと思って、ネットで調べてみたが、はたして

https://kotobank.jp/word/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%82%AB-1536660

"

コンロンカ
こんろんか / 崑崙花
[学]Mussaenda parviflora Miq.


アカネ科の常緑低木で、種子島(たねがしま)から沖縄、台湾に自生する。葉は対生し、長さ8~10センチメートルの長卵形で、先はとがる。夏に茎頂に集散花序をつけ、黄色の筒状花を数花つける。花冠の先端は星形に5裂する。萼(がく)は5裂し、その1裂片が葉と同じ大きさに育ち、純白色で花弁状にみえる。その白さを、仏教徒の伝説の山、崑崙山(こんろんざん)の雪に見立てたのが名の由来だといわれる。ムッサエンダ属はアジア、アフリカ、ヨーロッパの熱帯各地に約200種分布するが、園芸的に栽培されるのは数種にすぎない。ヒゴロモコンロンカM. erythrophylla Schum. et Thonn.は熱帯西アフリカの原産で、花弁状の萼片は朱赤色で美しい。原生地ではつる性で、高さ9メートル以上にもなる。高温性のためか、温室栽培はややむずかしく、熱帯でみるようなあでやかさはない。熱帯では桃色、黄白色、複色などの園芸品種もみられる。挿木で殖やすが、発根しにくい。

"

とある。だがコンロンカ属は約200種もあるのだ。<萼(がく)は5裂し、その1裂片が葉と同じ大きさに育ち、純白色で花弁状にみえる>ムッサエンダは九龍公園で何度か見たことがある。背はそれほど高くはなく、花の部分も大きくはないが、緑の中での白は<崑崙山の雪>でもいいくらいによく目立つ。<何の花か?>と気にはなっていたが、これまで調べなかった。白が目立つのは<人の目>だけではなく<蝶や蜂の目>にも目立つのだろう。種族保存に昆虫を引き付けるためになされた進化か?

Mussaenda philippica も葉(と見えるもの)は<朱赤色で美しい>のでこれかと思いヒゴロモコンロンカを調べたが、別もの。これは香港植物園にもあるが、私の家の近くの小さな公園(老人用の休憩所)にもあったので、比較的一般にあるようだ。どちらかというとポインセチア(香港では聖誕花、クリスマス以外に見る背の高いのは一品紅という)に似ている。






















ヒゴロモコンロンカ(Mussaenda erythrophylla) 

ヒゴロモは<緋衣(ごろも)>だ。萼(がく)は5裂し、その1裂片が葉と同じ大きさに育ち、<朱赤色>で花弁状に見える、のだ。

一方私が香港植物園で遭遇したMussaenda philippica は二段階あり、第一段階は開花の初期で<ハナミズキ>類に似ていた。遭遇した時は何の花かわからなかったのでミズキ科の花を調べてみたが見つからなかった。一周間後に見たときにはびっくりした。様相がまるで違っていたのだ。





















Mussaenda philippica - early flower stage





















Mussaenda philippica - full flower stage(一週間後)


ネットのMussaenda philippica の写真とほぼ同じなので間違いない。ピンクの花弁、あるいは葉(と見えるもの)は色もきれいだが手触りがいい。これはヒゴロモコンロンカ(Mussaenda erythrophylla)も同じで、ポインセチアとは違う。上のM. philippica の簡単な英語の解説にはないが、花とガクの構造はかなり複雑。M. philippica はよく見ると<その1裂片が葉と同じ大きさに育ち>ではなく、<萼は5裂し、その5裂片すべてが葉と同じ大きさに育ち、朱赤色で花弁状に見える>のだ。名前をつけるとすれば、長くなるが<ヤエヒゴロモコンロンカ>、<ジュ-二ヒトエヒゴロモコンロンカ>と行ったところだ。最近中国の深圳(香港のとなり)の高速道路の入り口に植わっているのを見たののだ、最近流行(はやり)の花、観葉植物かもしれない。


このポストの表題は<アカネ>となっているが、アカネ科の種は10,000もあるので、このピンク色の目立つ花(偽花) Mussaenda philippica は一万種のなか一種 にすぎないことにななる。ということはこれまで書いてきたような話が内容を変えて一万もあるということになるが、途方もない話だ。


sptt

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