Wikiの解説は名前の由来で始まっている。
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ツユクサ(露草、学名: Commelina communis)は、ツユクサ科ツユクサ属の一年生植物。畑の隅や道端で見かけることの多い雑草である。
朝咲いた花が昼しぼむことが朝露を連想させることから「露草」と名付けられたという説がある。英名の Dayflower も「その日のうちにしぼむ花」という意味を持つ。また「鴨跖草(つゆくさ、おうせきそう)」の字があてられることもある。ツユクサは古くは「つきくさ」と呼ばれており、上述した説以外に、この「つきくさ」が転じてツユクサになったという説もある。「つきくさ」は月草とも着草とも表され、元々は花弁の青い色が「着」きやすいことから「着き草」と呼ばれていたものと言われているが、『万葉集』などの和歌集では「月草」の表記が多い。この他、その特徴的な花の形から、蛍草(ほたるぐさ)や帽子花(ぼうしばな)、花の鮮やかな青色から青花(あおばな)などの別名がある。
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もっと単純にツユクサはしめりけのある所に生(は)える、というかはびこる。近くで見ようとすると<まわりの>しめりけでしっとりぬれることもあるので<ツユクサ>となったのかもしれない。
日本語の名前もさることながら、学名のCommelina (コメリーナ、又はコムメリーナ)もわるくない。
中国語の鴨跖草(おうせきそう)はあまりなじみがない。香港人に<鴨跖草>の漢字を見せたが<跖>の字を読める人はまれのようだ。一方鴨腳(脚)木はなじみがあるので鴨脚(腳)草と読み間違えるのが多いようだ。もっとも鴨脚(腳)草というのも別にある。また辞書にあたると<跖=脚(腳)掌>とあり、すなわち<足の甲>なので鴨脚(腳)(の形)の意味するところと大差ない。葉は鴨脚に似ていないので花が鴨脚の形に似ているということか。跖の字に似て非なる字に拓本(たくほん)の<拓>の字がある。拓本の意味を流用すると<跖>は<足の跡>になる。
Wikiの<ツユクサ>の形態・生態の解説はきわめて簡単で
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形態・生態
6 - 9月にかけて1.5 - 2cmほどの青い花をつける。花弁は3枚あり、上部の2枚は特徴的で青く大きいが、下部の1枚は白くて小さく目立たない。雌しべが1本、雄しべが6本で成り立っている。アサガオなどと同様、早朝に咲いた花は午後にはしぼんでしまう。
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とたったこれだけ。<雌しべが1本、雄しべが6本で成り立っている>の箇所は間違いではないが、実際はかなり複雑。なぜこのようになった(進化した)のかは大きななぞだ。一方英文や中国語版(英文の概略訳文)は相当長い。植物学的に興味のある人は英文Wikiに挑戦していただきたい。わたしは挑戦した。詳しすぎるくらいだが、英文医学書と同じく専門用語の多い植物学の本からのコピーではなくしろうとにもわかるように丁寧に書いてある。私が香港でみつけたのはよく見ると<青い大きな花びらが2枚で、もう一枚もやや白っぽいが青色で、お椀型をしていた。
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主な属
- ツユクサ属 Commelina - ツユクサ、マルバツユクサ、シマツユクサ、ホウライツユクサ、ナンバンツユクサ
- ムラサキツユクサ属 Tradescantia - ムラサキツユクサ、ムラサキオモト、ムラサキゴテン、トキワツユクサ
- イボクサ属 Murdannia - イボクサ
- ヤブミョウガ属 Pollia - ヤブミョウガ、コヤブミョウガ、ナンゴクミョウガ、ザルゾコミョウガ
- ヤンバルミョウガ属 Amyschotolype - ヤンバルミョウガ
- ギバシス属 Gibasis - ブライダルベール
- コダチハカタカラクサ属 Dichorisandra
上記のうちマルバツユクサは<丸葉ツユクサ>で葉が<丸く>はないが明らかに幅が広い。この<幅が広い>のを中国語では闊達の<闊>を使って<闊葉>というので<闊葉鴨跖草>になりそうだが<飯包草>というまったく違った名前に なっている。<飯包草>からは<にぎり飯(めし)を包む>が想像されるが、葉はそれほど大きくはない。
マルバツユクサ Commelina benghalensis
学名からするとインドのベンガルが原産地か?
ムラサキツユクサ属 Tradescantia の中ですごい名前がついているムラサキゴテン(Tradescantia pallida, 'Purpurea')は香港では 道ばたに群生(群棲)しているが見られる。いわば野生化しているのだ。花は小さく紫色の葉がきれいなので観葉植物になる。この和名のムラサキゴテン(紫御殿)は誰が名付けたか知らないが、名は姿を現している。草全体は紫色で、淡いムラサキ色の小さい花が大きな濃いムラサキ色のボート形の葉の中に座っている感じなのだ。
- Tradescantia pallida (ムラサキゴテン)
- 上のムラサキツユクサ属 Tradescantia には載っていないが、
- Wikiの<ムラサキツユクサ属 Tradescantia>の解説には
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- 主な種
- ムラサキツユクサ(T. ohiensis)
- 鑑賞用によく栽培されている。花期は6〜9月頃。原産地は北アメリカ。また、オシベの毛を細胞の原形質流動の観察でよく使う。
- オオムラサキツユクサ(T. virginiana)
- トキワツユクサ(T. fluminensis)
- 帰化植物として野生化している。斑入り種は、観葉植物として栽培される。
- T. albiflora
- 観葉植物として栽培される。
- ムラサキゴテン(T. pallida, 'Purpurea' )
- シマムラサキツユクサ(T. zebrina)
- 観葉植物としてよく栽培されている。原産地はメキシコ。縦に縞の入った葉が特徴。
となっている。最後のシマムラサキツユクサ(Tradescantia zebrina)は香港ではこれまた道ばたの群生(群棲)しているが見られる。zebrina は縞馬(シマウマ)zebra 由来だ。
Tradescantia zebrina (シマムラサキツユクサ)
ムラサキゴテンもシマムラサキツユクサも地面を這って増えていいくので、<はびこっている>野生の感じだが雑草というよりは観葉植物だ。
sptt

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