Tuesday, August 13, 2019

トウダイグサ



Wikiの解説はごく簡単で


トウダイグサ(燈台草、学名: Euphorbia helioscopia)は、日本では本州以南に広く分布し、日当たりのよい荒地や畑などに生える二年草

草丈は20センチメートルから30センチメートル程度。のつきかたに特徴があり、茎の中程の葉はヘラ型で互生するが、茎の頂部の葉は丸みの強いヘラ型の葉を5枚ずつ輪生する。茎の頂部からは放射状に花茎を伸ばす。花期は4月から6月。苞葉の中に黄色い花を複数つける。苞葉は椀状で、その中に黄色いがある様が、燈火の皿に見立てて和名がある。茎や葉を傷つけると白い乳液を出す。全草にわたり有毒である。



<トウダイ>は東大(東京大学)でも灯台(Light House)でもなく<燈台>。だが<燈火の皿に見立てて和名がある>とは言うが、<トウダイ>は耳できいただけで東大か灯台を連想し<燈火の皿)>はまず連想しない、というか現代人は実際に見たことがないので連想も難しい。また<燈>は旧字体で新字体(教育漢字か)は<灯>。ことさら<燈>の字を使うのは<間違い>だろう。<燭台(ショクダイ)>は少し違いようで<皿型燭台>とか<燭皿(ショクザラ)>ならよさそうだが、ほとんど聞かない。時代劇で時々見かけ、昔はよく使っていたので<燈台>に相当するやまとことばがあったのではないか。いずれにしても<トウダイ>はやまとことばではなく漢語だ。そしてこの<燈火の皿>形の苞葉がトウダイグサの目につく大きな特徴なのだ。<苞葉>の<苞>の字は見たことがないし、絵か写真をみないと何だかようくわからない<、日本では本州以南に広く分布し>で残念ながら日本全国で見られるというわけではないのだ。

一方<トウダイグサ科>の説明は


トウダイグサ科(トウダイグサか、Euphorbiaceae)は双子葉植物の科で約300属7500種以上を含む大きな科である。特にトウダイグサ(ユーフォルビア)属 Euphorbia が多く1500種ほどある。



で大家族なのだ。わたしの見解はトウダイグサ科の草花、草木さらには樹木は<プロ好みの植物>。特に花の構造はかなり複雑で、美しいのもあるが奇妙なのも少なくない。長くなるが Wikiの<トウダイグサ科>解説を続けると

 

特徴

日本にはそれほど多くないが、特に熱帯(東南アジア南アメリカアフリカ)に多く、草本から高木まである。一部多肉植物もあり、見かけはサボテンに似る。
は雌雄異花で、一部の群では退化する傾向があり、特にトウダイグサ属ニシキソウ属(トウダイグサ属にまとめることもある)は非常に特殊化した花序の杯状花序をつける。これは小型のカップ状の総包(蜜腺を有する)の内側に単一の雄蕊からなる雄花が輪を作り、中央に単一の雌蕊からなる雌花が1個あって、全体として1個の花のように見える。果実はふつう分離果(種子ごとに分かれる)で熟すると弾けるものもある。葉は単葉または複葉で、多くは托葉がある。
一つの重要な特徴として子房が3つの心皮が寄り集まって三室となっている点がある。つまり、中空の粘土で出来た紡錘形の塊を三つ寄せ集めたような形である。柱頭もこれに対応して三つに分かれる。このようないわゆる三数性は単子葉植物には共通する特徴であるが、双子葉植物では多くない。植物に詳しい人やこの分野に勘が働く人はこのような雌しべや果実を持つ双子葉植物で分からないものがあれば、とりあえずトウダイグサ科を疑う。
有毒種が多い。ハズ(クロトン)Croton tiglium などに含まれるホルボールエステルは代表的な発がんプロモーターで、急性的には炎症を起こす。ヒマの種子のリシンは猛毒タンパク質である。ヒッポマネ連に含まれるマンチニールは、ギネス世界記録で世界一危険な樹と記録されている[1]

利用

経済的に重要な種としては、食糧として重要なキャッサバ、天然ゴムを採るパラゴムノキ Hevea brasiliensis がある。またヒマ(トウゴマRicinus communisアブラギリ Aleurites cordata など種子から油を採る作物があり、ヒマから得られる「ひまし油」は下剤としても用いられた(これらの油は食用にはならず塗料などに用いられる)。ナンキンハゼ Triadica sebifera の種子からはろうそく(和蝋燭)用のろうが得られた。観賞用のものはトウダイグサ属に多く、ポインセチア Euphorbia pulcherrima のほか、ショウジョウソウ Euphorbia cyathophoraハツユキソウ Euphorbia marginataハナキリン Euphorbia milii や多数の多肉植物などがある。 

分類

トウダイグサ科は次のような亜科に分かれる。連・属は非常に多いので、代表的なもののみ記す。



と専門用語がでてきてこれまた絵科写真をみないと想像できない箇所があるが、いろいろおもしろそうなことが書いてある。 <日本にはそれほど多くないが、特に熱帯(東南アジア南アメリカアフリカ)に多く、草本から高木まである。>で、私が住んでいる東南アジアの香港では、高温多湿の長い夏には閉口するが、トウダイグサ科のおもしろい草木が色々見られる。前にも書いたがキツネノマゴ科、クマツヅラ科の草木も同じような状況。


ハナキリン

上のWikiの解説の最後の方にハナキリンというのがある。学名はEuphorbia milii でトウダイグサ(ユーフォルビア)属 Euphorbia。ハナキリンは花麒麟で、キリンはアフリカや動物園にいる実際のキリンではなく、麒麟ビールの麒麟、つまりは中国の想像上の動物。相撲力士で麒麟児というのがいたが同類で<きわめてまれに世に出てくる動物、人>ということだ。したがってハナキリン<きわめてまれに世に出てくる花>。花麒麟は中国語名でもあるようだが、普通は鉄海棠、という。香港繁字版Wikiでは

 ”
虎刺梅(學名Euphorbia milii),又麒麟花、鐵海棠

 ”
 
となっている。花は秋海棠に少し似ている。大花と小花がある。花はかわいいが、サボテンのような大きな棘(とげ)があるので、少しおそろしげでもある(虎刺梅)。花の構造もヘンテコでトウダイグサ科の特徴だ。




























 

Euphorbia milii

上のスケッチは定期検診で行く病院で(待ち時間がやたら長いのでスケッチブック持参でいくことにしている)、2-3時間待たされている間に庭にあるを描いたもの。庭の世話をしているひとは麒麟花とも鐵海棠ともいうと言っていた。また花の由来だか漢方薬の効用だかを話してくれたが、よくわからなかった。

 

ポインセチア(Poinsettia)Euphorbia pulcherrima

香港では聖誕花と呼ばれて、クリスマスの時期にあちこちで見られる。目にするには冬場に限られるがトウダイグサ科の代表ともいえる。






 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ポインセチア(Poinsettia)
 
 
 Aleurites moluccanus(中国名:石栗。 日本語名はほとんどなじみのないククイ)




















 

上の写真白っぽいとこころがあるが、この木全体的に白っぽい。大きな頑丈な木で、すさまじい台風の強風にもまず倒れない。昨年(2018年)Mangostinという名の超大型の台風で、香港の20-30%の木が倒れたが、石栗は倒れていない。中国名の石栗は形は栗には似ていないが石のように堅い実がなるところからきている。香港に来たころ(1995年)まず目についた木の一つ。

Wikiの写真 

Starr
      020803-0119 Aleurites moluccana.jpg


 

上のWikiの解説にあるように<花は雌雄異花>だが、同じところ(クラスター)に混在しているのが特徴。言い換える<お花>と<め花>が混在しているということ。<花は雌雄異花>でも<お株>に<お花>、<め株>に<め花>というのが多い。植物専門家のようなことを書いているが、これを発見するのには少し時間がかかった。

















 

 

Flora of Hong Kong という立派な本(全5巻)があるが、植物学専門用語が多くわかりにくい。(おそらくコピーのコピーの英語版といったところだ)

Flora of Hong Kong







わからないので20年ぐらい前に買った Hong Kong Tree(廃版)で調べてみた。この解説は簡潔でわかりやすい。ここに<花は雌雄異花で、同じところ(クラスター)に混在している。 . . . . . >とやや詳しく書いてある。一方 Hong Kong Flora の方には肝心なこのことが書いてない。


sptt



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