Wednesday, January 29, 2025

キキョウ (桔梗)

この Blog のタイトルは<sptt 花、草木のやまとことば>で、書きはじめのころ (2019年) はゴマノハグサ、キツネノマゴ、クマツヅラといった< 花、草木のやまとことば>に興味があった。私は香港に住んでいるので< 花、草木のやまとことば>には基本的にで出会う機会は少なく、名札の中国名や学名から<やまとことば>を探すわけだが、長らく住んでいると、中国名の方がなじみやすくなる。これからは<やまとことば>にこだわらず、中国名でも日本使われ、なじみがあれば、取り上げることにする。ただ、日本は温帯、香港は亜熱帯なので、日本で普通は見ない< 花、草木>が少なくない。観察したところ、亜熱帯の香港の方が< 花、草木>の品種は圧倒的に多い。香港に移住したころ (1995年) は花よりも樹木に興味があったが、日曜に花のスケッチをし始めてからからは (2008年ころ) 草木の花と名前に興味が移って今日に至っている。

前回のポストでは<秋海棠 しゅうかいどう>をとりあげたが、これまでにも

モクセイ (木犀) 、ノウゼンカズラ (ノウゼンの漢字は不明)、ケイトウ (鶏頭)、シソ (紫蘇)

などの中国名の科の草木は取り上げている。 草木の品種はやたら多いので、基本的に従来通り<科名>で取り上げるが、キク科、バラ科、マメ科のように大家族の科があるので、例外もある。

今回はキキョウを取り上げる。キキョウの漢字は<桔梗>で、これを<キキョウ>と読める人、読む人は少なくないと思うが、今はワープロ(これは死語か、文字変換)頼りになっているので、書ける人は意外に少ないかもしれない。
 
<桔梗>の現代北京語発音は jié gěng だが、古い発音を残しているといわれる広東語では桔梗 gat gang。いずれにしても<キキョウ> からは遠い。
 
>の右の<吉>は日本語では<大吉、小吉>では<キチ>と読む。詰まれば<キッ>と、<チ>が省略されれば<キ>。<gang>と<キョウ>は似ていないが、<gang>は<カン>ではなく、昔の日本人の耳には<カウ>と聞こえた。今は<梗>は硬貨の<硬>、<梗概>と同じで<コウ>と読む。
 
キ + カウ ー> キカウ ー> (キキャウ、キコウ) ー> キキョウ
 
もっと単純に 
 
キチ () +コウ (梗)   ー> キッコウ ー> キキョウ
 
の変化は否定できない。
 

さて、キキョウ科だが、例によってWiki から引用すると、

 ”

キキョウ科 (ききょうか、Campanulaceae)は真正双子葉植物の科で、大部分が草本、一部はつる性の、約80属2,000種からなり、世界的に広く分布する。は花弁が合生し先が5つほどに分かれる。おしべは5本。

花が放射相称のキキョウ亜科(キキョウのように星型に開くもの、ホタルブクロツリガネソウ(カンパニュラ)のように釣鐘型のものがある)(中略)

多くは乳液を含む。観賞用に栽培するものとしてキキョウ、ツリガネソウ、ロベリアなどがある。キキョウは根にサポニンを含み薬用にもされる。山菜としてよく利用されるものにツリガネニンジン(トトキ)やツルニンジン朝鮮でトドクと呼ぶ)がある。ミゾカクシ(ロベリア)属など有毒のものもある。 

別の紹介記事では<背丈のわりに花が大きい>とある。











 

 

 

 

メモは<洋桔梗>。花は小ぶりだが典型的な桔梗だ。大型マンションの前の小さな花壇にあったものだが、しばし<桔梗の美しさに>に感動した。

 

追記

スケッチ (2018) のメモには
  
洋桔梗 Eustoma russellianum
竜胆科 Gentianaceae 
 
とある。洋桔梗は名前に反して竜胆科なのだ。
 
 キキョウ (桔梗) ‐2 Jan 3、2026 参照

sptt


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