Thursday, March 9, 2023

オダマキ(キンポウゲ科)

 

オダマキはいかにもやまとことばだ。聞いたことはあったが、実際見たことはなかった。見たことはあるかもしれないので、見た記憶がないが正確。今回香港の粉嶺(樹木が多いとところで、私の写生場所のひとつ)で偶然目にして花の複雑さとやや特殊な葉の形に感動して、しばらく見入っていた。この時はオダマキとは知らなかったので、何の花かと調べてみた。今は特徴をうまくとらえた写真があれば花のサーチエンジンがあり、これで調べてオダマキとわかった次第だ。よく調べてみると、私が出くわしたのは西洋オダマキで、花が派手なところから園芸品種だろう。赤っぽいのと青紫が並んで植えてあった。


 

 

 

 

 

 

 

 


 








 

Wiki の解説は簡単だ。

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オダマキ属は、キンポウゲ科の属の一つ。ラテン名のアキレギアアクイレギアAquilegia)ということもある。本属の植物の総称がオダマキである。

オダマキは漢字で苧環を当てるが、これはもともとは機織りの際につかう苧環という糸玉に由来する。苧環はカラムシ(苧、「お」とも)、アサ(麻)、コウゾ(楮)の繊維を糸にしたときに丸めておくもので、丸みのある花の形を中が中空の苧環に連想したもの。したがって、オダマキから苧環は作らない。

特徴

 根出葉は普通2回3出複葉で細かく分かれ、先端には丸っこい小葉がつく。が高く伸びるものでは、やや小型の茎葉が出る。花の外側の花弁のようなものは、じつは花弁ではなくである。花弁はその内側にあって、ややまとまって筒状になる。花弁の基部からは角状の距が伸び、萼の間から外に突き出る。

” 

苧環をオダマキと読めるひとはごく少ないだろう。機織りの際につかう苧環も知っているひともごく少ないだろう。少し調べてみたが、苧=苧麻で繊維材料。<苧、「お」とも>とあるが、それでは<オダ>の<ダ>はなにか?

<花弁はその内側にあって、ややまとまって筒状になる。>とあるがこれは日本のオダマキで、西洋オダマキは写真の用のかなり開いている。 

 

<角状の距>の距(キョ)というのは


 https://www.shuminoengei.jp/index.php?m=pc&a=page_w_detail&wid=116 (趣味の園芸)

<距とは>

「距」とはもともとニワトリの蹴爪(けづめ)のことですが、植物では花の後ろに突き出した中空の角状のものをいいます。花弁や萼が変化したもの。
ランスミレオダマキなどに見られます。

距

距をもつオダマキの花

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 距を角状とみるのは一つの見方で、中国語ではオダマキ相当の花にいろいろ名前がある。

 台湾サイト(http://kplant.biodiv.tw/夢幻草/夢幻草.htm)では、台湾サイトでは<夢幻草>というタイトルで


Aguilegia vulgars ; ‧科名:. 毛茛科(Ranunculaceae)耬斗菜屬(Aguilegia) ; ‧別名:樓斗菜、漏斗花、耬斗菜、駱駝菜、獅子草、聖母的手套、血見愁、耬斗花、西洋耬斗菜、西洋小田卷(日本)

” 

と紹介されている。耬斗菜が一般的のようだが漏斗花がいい。漏斗(ロウト)とは<じょうご>のことで、 距を<じょうご>に見たてての名づけだろ。 夢幻草>は大げさな名前だが、よくながめていると、そんな気がしないでもない。
 
 キンポウゲ科は以前に<ウマアシガタ、キンポウゲ>のポストでとりげたが、変わった花が少なくない。繰り返しになるが
 

本科( キンポウゲ科、
Ranunculaceae)の花は(がく、英:calyx)が大きく色鮮やかに発達し、花弁以上に目立つものが多い。中には花弁がないものや、花弁に加えて萼も落としてしまい雄蕊と雌蕊だけのシンプルな花になる種類も知られる。は一つの花の中に雄蕊も雌蕊も含む所謂両性花である。雄蕊は多数生え、雌蕊も複数ある。(多心皮という)
雌しべは多数の心皮が根本まで分かれており、それぞれに柱頭があって、それが寄り集まった構造をしている。これは花の構造としては原始的なものであると考えられている。

(Wiki)

 ”

 <原始的なもの>としては花の構造は相当複雑。

 

追記

 


 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 2024年のスケッチ。花はかなり簡素化してある。

 

 

sptt

 

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