<忘れな草>も<忘れ草>外国語の翻訳。<草>となっているが、花が美しいので輸入され、言葉もあわせて輸入されたようだ。
ワスレナグサの方は、かなり古いが<忘れな草をあなたに>という歌があるで、花は知らなくとも名前は知っている人が多いだろう。名前の由来は、Wikiによると。
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(前略)
このような伝説から、この花の名前は当地ドイツで Vergissmeinnicht と呼ばれ、英名もその直訳の forget-me-not である。日本では、1905年(明治38年)に植物学者の川上滝弥によって初めて「勿忘草」「忘れな草」と訳された。それ以外の多くの言語でも、同様の意味の名前が付けられている。
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中国名も「勿忘草」。
さらにWiki の解説では
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ワスレナグサ(勿忘草、忘れな草)は、広義には、ムラサキ科ワスレナグサ属の種の総称。狭義には、ワスレナグサ属の一種、シンワスレナグサ(学名:Myosotis scorpioides)の和名。ただし、園芸業界でワスレナグサとして流通しているのは、ノハラワスレナグサ (M. alpestris)、エゾムラサキ (M. sylvatica)、あるいはそれらの種間交配種である。一般には、広義の意味で称される。
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したがって<ワスレナグサ>という個別の種はないのだ。このムラサキ科だが、これまたWiki の解説では
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ムラサキ科(ムラサキか、Boraginaceae)は双子葉植物の科のひとつ。約100属、約2,000種からなる巨大な科であり、灌木、亜灌木または草本で、世界中に分布する。日本には、草本の11属と木本の1属が分布している。
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とあるが、あまりなじみはない。Wiki
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ムラサキ(紫、Lithospermum erythrorhizon)はムラサキ科の植物の一種。多年草で、初夏から夏にかけて白い花を咲かせる。
(中略)
和名ムラサキの語源は、本種が群れて咲くことから「群ら咲き」であるとする説が一般的であるが、図鑑等には紫色の根が由来と説明するものもある。
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ところが中国語でも種のムラサキは紫草あるいは紫草根、ムラサキ科は紫草科なのだ。
個人的な’意見だが、ワスレナグサはあざやかなブルー(青色)でいかにもクールな印象。あたたか味が期待される<忘れな草>とはチグハグな感じだ、
一方<忘れ草>は歌がないためかすぐには思い浮かばない。またまたWikiの解説だが
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ワスレグサ Hemerocallis fulva は、キスゲ亜科の多年草の一種。だが、このHemerocallis fulva にもいろいろある。
広義にはワスレグサ属(別名キスゲ属、ヘメロカリス属)(Hemerocallis)のことを指し、その場合は、ニッコウキスゲ(H. dumortieri var. esculenta)などゼンテイカもユウスゲ(H. Baroni var. vespertina)もワスレグサに含まれる。また長崎の男女群島に自生するトウカンゾウ(H. aurantiaca)などもワスレグサと呼ばれる。
ワスレグサ(忘れ草)は、花が一日限りで終わると考えられたため、英語ではDaylily、独語でもTaglilieと呼ばれる。実際には翌日または翌々日に閉花するものも多い。中国では萱草と呼ばれ、「金針」、「忘憂草」などとも呼ばれる。
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だが、このHemerocallis fulva にもいろいろある。 この解説では科名が出てこないが、
| 目: | キジカクシ目 Asparagales | |
| 科 | : | ススキノキ科 Xanthorrhoeaceae |
| 亜科 | : | キスゲ亜科 Hemerocallidoideae |
| 属 | : | ワスレグサ属 Hemerocallis |
| 種 | : | ワスレグサ H. fulva |
ということになっている。これも聞いたことはあるが見たことはない<ニッコウキスゲ>以外はなじみがない。
解説中の<ゼンテイカ>というのがでてくるが、実は古い植物のスケッチ集のなかに<染庭花>というのがでてきて、調べてみたのだ。そしてこれを<ゼンテイカ>と読むのがわかった。Wiki では<禅庭花>となっている。
染庭花 (いちばん左の黄色い花)
なるほど、これはこれから出てくる<萱草>だ。
中国語では普通<萱草>とよばれ、香港に長らく住んでいるせいか<萱草>はなじみがある。別名に「忘憂草」があるので、これが<忘れ草>の名前の由来だろう。<モノ忘れ草>ではなく<ウサ忘れ草>なのだ。
Hemerocallis fluva
sptt
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